やりすぎくらいがちょうど良い

登山とキャンプとフライフィッシングと

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増える積みプラ、あせる俺(ホビーショップ ウエスト)

島根県松江市・・・

この街の入り口に垂れ下がるハンギングロープは、ここから先へ進もうとする者に警告する。この門をくぐるならば、自動的に"命知らず"の烙印が与えられるだろう、ということを。

世界中の悪党どもの中でも、最も悪党らしい連中が集まり、角突き合わせて生きる街。

東西冷戦(島根と鳥取)の狭間に生まれ、麻薬を影の武器と使う大国の戦略を食い物に育ち上がった邪悪の都、この世の果て・・矛盾のるつぼ・・

破滅し、生きながら既に地獄へ送り込まれてしまった魂を持つ人間たちの住処・・

この街の名は世界中の悪党の間で噂されている。

だが、一旗上げようと訪れた者の多くは、二度と故郷の土を踏むことはない・・

知らず松江へ踏み込んでしまった生半可な小悪党には、過酷な運命が待ち受けている・・・

 

と、いう訳で、今日は松江市のプラモ屋「ホビーショップ ウエスト」を訪れた。

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ホビーショップ ウエス

 

このお店は松江市に2店舗しかない模型屋の1つであり、俺がよく行くお店だ。

営業時間は10:00~18:00、定休日は水・木曜日。

スケールモデル、キャラクターモデル、ミニ四駆、RC、鉄道模型、エアガン、ガスガン等幅広い種類の模型を取り扱っており、月一回のペースでミニ四駆のレースを行っている。初心者歓迎、とのことだ。

 

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俺(三合会は超サイコーとか言わない)

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     店主

このホビーショップウエストの店主は、ややお年を召した女性である(敬意を込めて"シスター"と呼びたくなる)。この不況やコロナ渦でも個人店で長年経営を続けており、店主は百戦錬磨の風格を漂わせている。エアガン、ガスガン等も取り扱っており、この辺は"ブラックラグーン"の暴力協会(武器商人)と少しかぶる(笑)

 

今回、俺はプラモデル目当てではなく、塗装道具を買いに来たのだ。今回はプラモデル目当てではない、今回は・・・

ただ、もちろんプラモデルは物色した。くそ、今日に限って品揃えが、良い。

それを狙ってか、休日ということもあり、様々なお客さんが来ていた。

 

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客1

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客2

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客3

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客4

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客5

 

・・とまぁ、たくさんのお客さんが来ていた。

やっぱ、プラモデル最近流行ってるんだなぁ・・・

 

俺はというと、他のお客さんがプラモデルを買っている姿を見て、案の定、”新しいプラモ買いたい欲”が出ていた。てか、プラモを見ていたら普通に買いたくなった。

 

今回購入したプラモはコレ!!

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ワイルドたまごガールズ No.03 フォルクスワーゲン ビートル “羽澄れい” w/フィギュア

 

プラモデルメーカーハセガワの「たまごガールズ」シリーズ。

あまり良く知らないが、フォルクスワーゲンビートルのような旧車を作りたかったので購入した。メルカリで調べると、このシリーズもやはり人気らしく、定価以上で取引きされているようだ。

⇓「たまごガールズ」シリーズのURL

www.hasegawa-model.co.jp

 

うーん、しかしだ・・

俺の積みプラは増えるばかり・・作らないと・・

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積みプラを見上げるねんどろいど

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デンジ「はぇ~すっごい高い・・」

 

 

 

 

 

プラモ屋の中の戦争(鳥取県倉吉市「ホビーショップねねね」にて)

最近、コロナ渦ということもあり家の中にいることが多いので、大学生の時までよくやっていたプラモ作りをまたやろうかと考えている。

ただ、自分も最近知ったのだが、現在ガンプラは全国各地で"超"がつくほどの品薄状態となっている。

詳しくは以下の動画が分かりやすいのでどうぞ。


www.youtube.com

品薄の背景には、コロナ渦で需要が増えたり、海外でも人気だったり、転売屋が増えたり・・と、様々な理由があるらしい。

そのおかげで、現在はほとんどのキットが中古屋等で定価以上の価格で売られている。

特に一年戦争シリーズのガンプラが人気があるため、俺が好きなGMガンダムのやられメカ)は店から姿を消している。(昔は店に積んであって定価以下で買えたのに)

実際に模型屋に行っても在庫が無いため、メルカリで探したら、一番安いものでも定価の倍以上の価格であった。

俺は泣く泣く転売屋からGMを買った。転売ヤ―め、足元見やがって。

前置きが長くなったが、今回は少し遠出をして、鳥取県倉吉市模型屋までガンプラを探しに行ったという訳だ。

 

今日は朝から雪が降っていた。

ちょっと憂鬱だな・・と思いつつ、鳥取県倉吉市模型屋「ホビーショップねねね」まで車を走らせた。

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ホビーショップねねね

以前は喫茶店だったが、改装して模型屋にしたらしい。

中は決して広くないが、品揃えは中々だった。

個人店としてはけっこう頑張っておられるんじゃないか。

品薄のガンプラもかなり種類があった。さすがにGMは無かったが・・

上の動画のUP主のせいで最近ちょっと興味の出ている美少女プラモなんかも安いのがあった。

個人店の模型屋の雰囲気は、何故あんなに心地良いんだろうか。

マイナスイオンが出ているかのようだ。マジで身体が回復する気分になる。

ガンプラを見ていると、あの名作「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場するMS「ガンダムNT-1」通称"アレックス"(チョバムアーマー付き)が売られていた。

この商品も定価の倍以上に価格が高騰している人気商品だ。

これが千円台で売れてるんだから買うしかねぇんじゃないか…チョバムアーマーにして飾るか…とか考えていたら、他のお客さんが入ってきた。

小学生男子とその父親だ。

小学生は俺の前でガンプラコーナーを見るなり、一声。

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    小学生男子

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  俺

 

小学生は一目散にガンプラに駆け寄り、アレックスを手にした。

俺(ちょま・・・俺のアレックス・・・嘘だと言ってよ、バーニィ・・・)

例えるなら、ジオン軍に最新鋭のガンダムを強奪されたかのような、そんな心境だ。

 

まぁいい、ガンプラのためにも、俺みたいなオッサンより未来ある少年の手に渡った方が得策、というものだろう。(バンダイ販売促進部も同じ意見のはずだ)

最近どこの店に行っても、大人のガノタガンダムオタク)っぽい奴らばかりだからな・・(ま、俺もだが)

しかし、だ。まだ小学生なのに、即座に"アレックス"というワードが出てきて自分は目から鱗でしたよ。これは将来楽しみだ。

アレかい、やっぱりアレックスの90mmガトリング砲に惚れ込んだのかな。

それともケンプファーのチェーンマインに耐えた"チョバムアーマー"が良いのかな。

俺は今でもポケ戦の最後の戦い「ガンダムVSザクⅡ」のシーンを見ると、涙が滲み出てくるよ。少年もあのシーンで涙したのかな?・・とか考えていた(笑)

 

まとめると、ガンプラ争奪戦には敗れたが、ガンプラの未来は決して暗くなかった、ということだ。

ちなみに小学生の父親の方を見ると、俺がいいなと思っていた美少女プラモを買おうかと悩んでいた。

お前はそっちかい(笑)!!

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    小学生の父親

 

そして、俺は何を血迷ったのか、「ポケモンプラモコレクションークイック!!ミミッキュー」を買っていた。

本当にどうしたんだ・・・俺・・・

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ミミッキュのプラモ

 

その後、せっかく倉吉に来たので牛骨ラーメンを食って帰った。

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炭焼ちゃあしゅう大香房

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牛骨ラーメン唐揚げセット

倉吉の牛骨ラーメンは世界一ィィィィーーー!!

マジでそう思っとります。鳥取のラーメンはレベル高ぇ。

 

しかしいかんせん作るヒマが無く、俺の"積みプラ"は増える一方である・・

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俺の積みプラたち

 

少年は今頃、アレックス作ってんのかなぁ…

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  アレックス

 

 

 

 

鳥取にていつもの同窓会(その2)

前回のあらすじ

久々の鳥取をぶらつく俺とターボック(後輩)。

怪しい珈琲屋に入るが、店員はすごく感じの良い人だった。

 

珈琲屋を出た後、鳥取市湖山(大学付近)のボルダリングジム「エムズケイブ」にボルダリングをやりに行った。

鳥取県は昔から"スポーツクライミング"に力を入れており、2018年に鳥取県倉吉市の倉吉体育文化会館に大規模クライミング施設「倉吉スポーツクライミングセンター」が完成し、同年11月にスポーツクライミングアジア選手権が開催された。

俺たちが通っていた鳥取大学にもロッククライミングボルダリングを行う部「山岳部」があり、俺たちもその部に所属していた。

俺はほぼ幽霊部員(呑み会や登山には参加)であったが、他の部員のクライミング能力は"圧倒的"であり、"変態的"だったことを記憶している。

ちなみにターボックは今もボルダリング"ガチ勢"であり、最近は週に3回はボルダリングジムに通っているそうだ。

 

湖山の今井書店を過ぎて、「エムズケイブ」に着く。

このエムズケイブにはボルダリングジム2階に「雑貨 雲と野」というアウトドア系の雑貨屋も併設されており、ボルダリングをしない方も気軽に立ち寄れる仕様となっている。

さらに1階ではボルダリングジムの他に売店もあり、クライミングシューズ等の道具一式を購入することが出来る(クライミング道具は売っている場所が限られているのでこれは嬉しいかも)。

さらにさらに、エムズケイブの自社商品もあるらしく、ロゴがデザインされたTシャツやチョークバッグが売られていた。

 

受付を済ませて中へ入る。

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ジム内はこんなかんじ。

俺はボルダリングをやるのは3年振り位だ。

一番レベルの低いコースから登り始めた。

ターボックを見ると、さすが毎週ジムに通っているだけのことはあり、レベル高めのコースを登っていた。

一時間位登っていると、手に豆ができ、それが潰れてしまった。

腕にも力が入らなくなった。もう駄目だ。おしまいだぁ。

 

休んでいると、どこかで見たことある奴が声を掛けてきた。

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        O浦

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なんと、鳥大山岳部時代の仲間、O浦との再会であった。

たぶん10年振りくらいの再会なんじゃないだろうか・・

そもそも俺は幽霊部員だったのでO浦と話をしてた記憶はそんなに無いが、まるで昨日まで大学で会ってたかのような雰囲気だった。

O浦は大学を出てからしばらく都会で働いていたが、結局鳥取へ帰ってきたらしい。

今は鳥取で働いており、ボルダリングも続けているとのことだった。

 

O浦のクライミングはやはり、ジムの中で頭ひとつ抜けていた。

鳥大山岳部のクライマーは、やっぱり圧倒的で変態的だった(笑)。

 

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   登る前のO浦

 

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O浦の圧倒的なクライミングを見せつけられた俺たち

 

たくさん運動出来たし、久々に旧友に会えて何だかすごく満足した。

つづく。

 

鳥取にていつもの同窓会(その1)

1/8(土)、鳥取県で同窓会をした。

同窓会といっても3人、鳥取大学時代の友人とだ。

 

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鳥取大学ワンダーフォーゲル部三兄弟

(左から、ターボック、俺、ザニー)

 

まずは鳥取駅で大阪から来たターボックと落ち合う。

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鳥取

 

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    俺

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  ターボック

 

昼時だったので、鳥取の名店「かるだもん」にカレーを食いに行く。

かるだもんに着くと、予想通り満員だった。

少し待ってからカウンター席へ。

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かるだもんのカレー

かるだもんのカレーは3年振り位か。

相変わらず美味かった。

 

鳥取県のカレールーの消費量は日本一らしく(どうやってそんなん調べれるんだろう)、それに伴ってか、カレーもすごく美味しい。

かるだもんは全国的にも有名なカレー屋だそうで、自分が住んでいる松江市でも「かるだもん」で修業した店主が開いたカレー屋がある。

そんな感じで、かるだもんのカレーは全国的に普及しているようだ。

 

かるだもんで飯を食った後、どこかで珈琲を飲もうということになった。

車で珈琲屋を探していると、何やら怪しい珈琲屋を見つけた。

見た目は車の修理工場?という感じだが、珈琲屋の看板はある。

どうやら1解は自動車修理場で、2階が珈琲屋らしい。

2階に行くと、客は俺たちだけ。

しかし、店内は至って普通の珈琲屋だ。

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不思議な珈琲屋「medel coffee」

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動画を撮る俺

 

店内でだらだらしていると、店員が来た。

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      店員

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     メニュー

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店員さんにGoProについて話しかけられた。

珈琲はこんなかんじ。

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左にある豆は鑑賞用とのこと。

店員さんに言われなければ食ってしまうとこだった。

俺は珈琲の味は分からない(インスタントでも十分ウマいと感じる)が、ターボックによると、コクがあって美味しいとのことだった。

 

鳥取は探してみると、色々面白い店が見つかって良い。

長くなりそうなので鳥取同窓会編はいくつかに分けます。

 

 

新年の日の出を見に大山冬山登山へ(有料駐車場~夏山登山道~頂上避難小屋)

クリスマスの後、全国的に雪が降った。

山陰では山地を中心にかなり積もった。

大山は深いところで1m程度積もっているとのこと。

そうか、積もったか・・

よし!冬山に出撃だ!

…ということで後輩の金井(あだ名)を誘って大山冬山登山を計画した。

金井が日の出を見たいと言うので、午前5時スタートとした。

1月3日(月)、実家の安来を午前4時過ぎに出発して、5時前に有料駐車場に着く。

金井と合流し、5時過ぎにスタート。

コース詳細は以下のとおり。

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○登場人物

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・金井

鳥取大学ワンダーフォーゲル部の時の後輩。

恐ろしい速さで登る。

 

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・俺(良い登山日を見逃さなかった人)

雪が積もっており、かつ吹雪いてもいない冬山日和の良い登山日を見逃さなかった人。

俺でなきゃ見逃しちゃうね☆

 

駐車場から夏山登山道に行き、登り始めた。

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駐車場付近もそれなりに積もっている。

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午前6時。当たり前だが暗い。ヘッドライト必須。

 

午前6時半過ぎには、6合目避難小屋に着いた。

こんな時間だというのにけっこう人が登っている。

ここからアイゼンを付けて頂上へ向かう。

 

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だいぶん明るくなってきた・・・が、頂上付近はガスっている!?

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恐ろしくガスっている・・

 

午前7時過ぎ。何とか頂上に着いた。

頂上付近は風が強く、クソ寒かった。

顔を覆う防寒着は必須だ。

ちょうど日の出の時刻だが、ガスっているし見えそうになく、何より寒いので頂上避難小屋に入る。

 

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お湯を沸かしてカップラーメンを食す。このために登っていると言っても過言ではない。

 

外に出ると、さっきよりだいぶ晴れていた。

頂上記念碑のところへ行くと、三脚を立ててごついカメラで撮影してる人たちがいた。

俺たちも多少日の出を見ることが出来た。

 

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写真では非常に分かりにくいが、日の出を少し見れた。

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頂上でパシャリ。この後、寒すぎるのですぐに下山開始。

 

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下山途中、どんどん天気が良くなっていった。

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登って来る人も次第に多くなっていく。

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やっぱ冬山っていいなぁ。

 

午前9時半過ぎ。駐車場到着。

時間が早過ぎてモンベルも温泉も営業していなかったので、下界のコメダ珈琲に寄って帰りましたとさ。

久々の冬山、最高でした。

 

○今回のオススメ商品

アイゼンはブラックダイヤモンドがオススメ。丈夫ですよコイツは。

何よりカッコいい!!ピッケルは滑落時に助けてくれる。

山頂付近は風が強く寒いので、コレがないと耳や鼻が凍傷になる危険があります。

 

冬山は危険がいっぱいです。

準備を万全にして行きましょう。

 

紅葉映える秋の大山登山(木谷登山口~文殊越~鳥越峠~駒鳥小屋)

大山の紅葉が見頃なので居ても立ってもいられなくなり、ソロ大山登山を敢行した。

今日は日曜であり、夏山登山ルートなぞ行けば人が多すぎてストレスが溜まり、登山どころでは無い。

よって木谷登山口~文殊越~駒越峠~駒鳥小屋のコースに行くことにした。このコースは絶景の展望台である鍵掛峠の近くにあり、駐車場も広くアクセスが良い。また、昨年11月に駒鳥小屋がリニューアルされたばかりであり、ちょっと行ってみたいなと思っていた。登山者が少ないマニアックな場所であり、俺は割と好きなコースだ。

コース詳細は以下のとおり。

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松江を午前7時過ぎに出て、午前8時半前には木谷登山口に到着した。

午前8時半だというのに、駐車場は車でいっぱいだ。大山の紅葉恐るべし。。

歩き出すとすぐに文殊越を超えて鳥越峠に着いた。

紅葉の写真を撮りながら歩いた。最近急に寒くなったからきれいに紅葉していた。

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鳥越峠からはかなりの急勾配となっているので、慎重に駒鳥小屋まで降りた。

岩も多く滑りやすいのでこの辺りは特に注意して歩いた方がよい。

なんとか転ばずに降りることができ、リニューアルされた駒鳥小屋に着いた。

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駒鳥小屋の外観

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内装

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看板は昔のものをそのまま使っていた。1950年!戦後すぐに建てられたのかぁ!

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小屋ノートがあった。筆記用具が無かったので書けず・・

 

小屋の中で昼飯を食い、しばらくのんびりした。

大学生(鳥取大学ワンダーフォーゲル部)の時にリニューアル前の駒鳥小屋に泊まったことがあるが、正直とても不気味な小屋であった。ソロでは絶対に泊まれなかったと思う、怖くて。小屋の中には「ヌシ」がおり、常に自分たちを監視しているようであった。その「ヌシ」とは大蛇である。寝ている時に天井のヘビがうごめいているのだ。そんな中爆睡していた自分たちはタフだったんだなぁ・・・

今の小屋には「ヌシ」はいないようだ。まだ近くにいるんかな。

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リニューアル前の駒鳥小屋

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奇跡的に昔の写真が残っていた。仲間たちと駒鳥小屋に泊まった時の1枚。

 

昔の思い出に多少浸り、駒鳥小屋を後にした。

しかしあの不気味だった小屋が令和になってリニューアルされるとは。

なかなかやることがクレイジーだぜ!鳥取県!ありがとうございます。

地味に好きなコースなので、今度は仲間と泊まりに来たりしたいなぁ。

 

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紅葉は超見頃でした。

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今はQRコードから登山届が提出できることを発見。科学の力ってすげー!

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最後は駐車場でコーヒーを飲んだ。こういうのでいいんだよ、こういうので。

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鍵掛峠からの風景

○今回のオススメ商品

やっぱりバーナーはイワタニが安心です!

これさえあればアウトドア飯はだいたいOK

何かと台は必要です。コレ、安くてめちゃ使い易いです。

 

ウマ娘 個人的に好きな動画紹介

2021年最もハマったアニメはウマ娘プリティダービーだ。

このアニメはすごいと思う。

円盤売り上げは今までのアニメの過去最高を叩き出すし、競馬の人気上昇にも繋がっている。ナイスネイチャというアニメに出てきた競走馬のバースデードネーションには約3600万もの寄付が集まったというのだからただただ驚くしかない。

ウマ娘スマホゲームも1000万DLを超え非常に人気であり、このゲームを提供する㈱サイバーエージェントの営業利益は200%を達した。(これに便乗して筆者はサイバーエージェントの株を購入したがそれはまた別のお話)

最近のニコニコ動画youtubeにはウマ娘関連の動画で溢れ返っており、ウマ娘が好きすぎる人のための動画「ウマ―マン」や「ウマ娘怪文書シリーズ」など独自の文化(?)が出来上がっている。

今回は、個人的にハマったウマ娘の動画を3点紹介する。

煌めくキングヘイローに捕らわれて

キングヘイロー好きには必見の動画。

作者も名前が「キングヘイローさん」というだけあり相当なキングヘイロー推しのようだ。

キングヘイローの諦めない姿勢とスラムダンクED「煌めく瞬間に捕らわれて」が最高にマッチしており短いながらも良作である。

キングヘイローという競走馬は10回の敗北をしながらも、ついに11回目のG1レース(2000年高松宮記念)で栄光のタイトルを手にした馬であり本当に感動させられた。

2000年高松宮記念の動画もニコニコ動画youtubeにあるのでぜひ見て欲しい。

キングヘイローの動画を見ていると気づいたら涙が出ている。

ハルミルウララノ【ウマ娘×チルミルチルノ】

ハルウララらしい元気が出る動画である。

ハルウララ高知競馬場の競走馬であり馬体が400kgに達しない小さな体で、競走馬としてはおよそ失格な馬であった。1998年11月のデビュー戦は最下位。連敗街道の幕が上がる。

しかし連敗を続けるハルウララに対して、各マスコミが「負け組の星」という扱いで大々的に取り上げ、グッズが次々と作られ、高知競馬場にはファンが押し寄せかつて無いほど盛り上がる。ハルウララが出走するレースはピーク時には全国発売が行われるなど桁違いの売上を記録。当時「あと1回赤字を出せば即廃業」と言われていた高知競馬場の危機はハルウララの活躍によって救われるのである。

結局ハルウララは生涯一度も勝てず113連敗し引退する。ファンたちは負け続けても諦めずに走り続けるハルウララに、不況で先の見えない日本の中であえぐ自分たちを見ていたのかもしれない。

解説が長くなったが、ウマ娘のゲームではハルウララも登場し、史実では勝てなかったレースに勝つことができる。

ゲーム内のハルウララ固有の実況で「ハルウララがんばれ!ハルウララがんばれ!ハルウララの初めての勝利が見えてきた!」という台詞があり、泣かせる演出となっている。

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「がんばれ!がんばれ!ハルウララ!初めての勝利が見えてきた!」

ウマ娘 すぐ下ネタに走るダイワスカーレット好きの実況


www.youtube.com

ウマ娘のゲーム動画は数多くあるが、一番笑った動画。

実況声優の茂木淳一さんが見ていないことを祈る(笑)

色々と最低だが、実況の音声だけでこんなに面白いものが作れることに驚愕した。

ちゃんとボケとツッコミのコントになってるのがスゴイ。

実況A「私のデッカイワスカーレット、どうでしょうこの展開・・・!?」

実況B「そんなチッサイワスカーレット、許しません!!」でもう大爆笑でした。

次はライスシャワーの実況を期待する自分がいる・・・

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実況A「昨日の雨、強かったですね」実況B「どうした急に」

このシーンも草

マイナー漫画紹介「マイ・ブロークン・マリコ」

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多分あまり世に知られていないマイナー漫画紹介の時間である。

「マイ・ブロークン・マリコ」一平庫ワカ(著)

この漫画はTVBrosコミックアワード2020大賞を受賞しており、このマンガがすごい!2021オンナ編第4位にランクインしている。

この漫画を読むきっかけは、2020年6月の雑誌「BRUTUS~マンガが好きで好きでたまらない~」でこの作品が紹介されていたからだ。

読んで思った、作者は間違いなく天才だ、と。

それでは紹介していく。

あらすじとか

上の絵の女性が抱えているものは何か。そう、遺骨である。

ある日、昼食のラーメンを食べていたシイノトモヨは偶然流れてきたテレビのニュースで、親友のイカガワマリコが自ら命を絶ったことを知る。マリコが子供の頃から父親の理不尽な暴力を受け続けてきたことを知っているシイノは、彼女の実家に単身乗り込み、マリコの遺骨を強奪!そして、かつてマリコが行きたいと言っていた、海辺の町を目指して旅に出るのだった・・

まとめると、唯一の親友を失った主人公が自分の気持ちにケリをつける物語です。

魅力的な主人公

物語はシイノの遺骨との旅と、時折描かれるマリコとの思い出でほぼ構成されている。

この物語を動かしていくのは、主人公のシイノの行動力である。

シイノの行動は理性や常識とは一切無縁で、自暴自棄、無軌道である。感情の赴くままに突っ走る。

包丁を持ってマリコの実家に乗り込み、遺骨を強奪し旅に出る。仕事を失おうが、怪我を負おうが関係ない。「友」との旅に比べれば、それ以外のことなど「どうでもいい」。

この漢気あふれる性格はとても魅力的に思えるし、読んでいて爽快感さえある(もちろん内容はシリアスであるが)。

似ているキャラクターは、GAINAXのアニメ「フリクリ」のハルハラ・ハル子かな。

綺麗なお姉さんが鼻ほじって唾吐いてタバコ吸って、メチャクチャ暴れるような(笑)

向き不向きはあるかも、でも俺は大好きな漫画

アマゾンのレビューを見てみると、評価が真っ二つに割れていて少し笑った。

好きな人は大絶賛しているが、分からない人はかなり酷評している。

扱っている題材が現実的かつシビアであるため、感性が合うかどうかで評価が分かれる作品だと思う。

自殺したマリコとの思い出のシーンは、マリコが暴力を受け、自身が壊れていく様が生々しく描写されており、胸糞悪くなる人もいるだろう。

けどそれ以上に、主人公の友人を想う気持ち、行動には心打たれるものがある。

また、絵はもちろん上手いし、物語のテンポが良く読みやすく、漫画をあまり読まない人でもスラスラ読める作品だ。

名言のオンパレード

名言が多すぎる。マジで。

「中学生だった実の娘を奴隷扱いしてやがったテメェに!弔われたって白々しくてヘドが出んだよォ!!」

「あんたはどうだったか知らないけどね、あたしには正直あんたしかいなかった」

「なんであたしを置いてった・・せめて一緒に死んでくれって何で言ってくれなかったんだ」

「そこであたしが飛び降りんのを!指ィくわえて見てなさいよ!ダチの自殺を止められねぇってのがどんな気持ちか、思い知るがいいわ!!」

・・すげぇ女だ、シイノトモヨは。

個人的に好きなシーン

自分が個人的に良いなと感じたシーンは、主人公が旅から自分のアパートへ帰ってきた場面である。

朝日の当たる親友の写真の横に一杯の水を置き、「・・くつろいでよ」と言う。何気ない日常のシーンだが、すげぇいいなと感じた。

親友の死。幸い自分はまだ経験したことはないが、同じ境遇になったら、自分も親友との思い出の場所に旅に出そうな気がする。そう思った。

漫画を読み終わったらぜひこの曲を聴いてほしい。雰囲気が合っており泣ける・・


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そして何よりすごいのは、この作品が平庫ワカ先生のデビュー作であるという点だ。

また、先生は文化庁メディア芸術祭の新人賞も同作品で受賞している。

今後の活躍が非常に楽しみである。

現在「ComicWaker」で第1話が読めるので気になった方はどうぞ⇓

comic-walker.com

 

好きなキャラクター~グラスワンダー~

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今年のアニメで面白かったのはやはり「ウマ娘プリティダービーseason2」だろう。

ゲームも大盛況だし、cygames社長は実際の馬を何頭か買ってたし。

season1は2018年放送で前から知っていたが、今回初めて全話一気に見た。

色んなキャラクターがいるが、その中でもグラスワンダーというキャラが好きだ。

 

 

どんなキャラ?

競走馬のグラスワンダーという馬がモデル。

アメリカ生まれの帰国子女であり、両親ともども和の文化に憧れて育ったため、生粋の大和撫子になった。

・・大和撫子?いやいや、絶対武士だゾ。

物言いはほのぼのと柔らかいが、芯は強く、心の底には何事にも負けまいとする確固たる意志を持つ。

上の絵のように、レースではマジな表情で勝ちにいく姿が印象的である。

実際の競走馬

実際のグラスワンダーは、1995年生まれの外国産競走馬。馬主は日本人であり、日本で育ち、馬主の冠名である「グラス」に初めて見た時の「ワンダフルな印象」にちなみ、グラスワンダーと名付けられた。

的場均を鞍上に迎えて2歳で新馬戦デビュー。そこから3連勝を遂げ、勝つたびに2位との差を広げていくことで「怪物」との評判を早くも集めた。世代トップとしての表彰のみならず、年度代表馬候補にまで名が挙がるほどとなった。

翌年には飛躍が期待されたが、年明けに右前足の骨折が判明。大事な時期に長期の療養を余儀なくされた。秋の毎日王冠を復活レースとしたが、絶好調真っ只中で1番人気のサイレンススズカを果敢に追った結果、5着に敗れた。このあたりはアニメでも忠実に描かれている。

その後は年末の有馬記念に標的をあわせて調整し、いよいよセイウンスカイエアグルーヴらのGI馬たちを相手にグランプリ制覇に挑んだ。有馬記念では直前までの不振ぶりから4番人気に甘んじるも見事に勝利し、1年ぶりの勝ち星を掴んだ。

翌年(99年)の宝塚記念で「ヒットマン」こと的場均が得意とする徹底マーク戦法からスペシャルウィークを末脚で差し切り優勝(アニメ8話)。次の有馬記念スペシャルウィークをハナ差で制して、グランプリ三連覇を成し遂げたのである。

第8話のグラスはとにかく格好良い

色々ダラダラと書いたが要するに言いたいことは、season1第8話のグラスの勇姿を見てほしいということだ。

8話のレースは、99年、宝塚記念を再現しており、グラスワンダースペシャルウィークの決戦が描かれる。

サイレンススズカとイチャイチャして府抜けたスペシャルウィークに対して、「私の相手じゃ・・ありません!」と一刀両断で差し切る。最高に格好良い。

なんか青いオーラ出てるし。

勝った後のセリフがね、これがまたいいんだ。

「スペちゃんだからこそ全力でした。スペちゃんは私に全力で来てくれましたか」

静かに問いかけるグラスワンダー

これはスペシャルウィークにショックを与え、スズカの世話にかまけて見失っていた日本一のウマ娘になるという気持ちを取り戻す切っ掛けとなった。

 

普段はおっとりしているが、内なる闘志を秘めており、中身は武士、それがグラスワンダーである。まぁ、ヤンデレとか言われてもいるが、それはそれで良し。

 

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黒沢「やられた・・!ウマ娘にやられた・・!」

 

 

 

 

 

 

大失敗!オフィスクリーン!

職場でオフィスクリーンがあった。

オフィスクリーンとは、要らなくなった書類・冊子等を処分し、職場を整理することである。

公用車に書類を積み込み、若手と担当課の課長がゴミ処分場へ行くこととなった。

 

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若手のみんな「ヒャッハー!汚物は消毒だー!」

 

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       担当課の課長

 

しかし、ゴミ処分場に着いたかと思ったら・・

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なんと、場所を間違えてしまった・・・

 

そして16時過ぎ、やっと着いたのだが・・・

看板にはこう書かれていた。

「営業時間 9時~16時」

課長の方を見ると・・・

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ズコォーー!!

それくらい調べとけや!!

なんというか、北斗百裂拳をお見舞いしたかった。

運び込みは別の日に持ち越しになりましたとさ・・

呑気ですなー、ウチの上司は。

 

 

後輩と大山登山(鏡ヶ成~烏ヶ山)

9/23(木)、この日は祝日だったので後輩の金井(あだ名)と大山登山に行ってきた。初めの計画では鍵掛峠~駒鳥小屋~振子沢~ユートピア避難小屋~元谷~大山寺というルートを計画していたが、7、8月の大雨の影響で土砂崩れが発生しているらしく、鍵掛峠まで通行禁止となっていた。

仕方が無いので、行先きを変更し、鏡ヶ成から烏ヶ山へ登ることにした。

ルートは下記のとおり。

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そして、突然だが出場選手紹介ィィ!!

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後輩の金井(あだ名)。鳥取大学ワンダーフォーゲル部時代からの仲間。もう10年以上の付き合いだ、長いな(笑)。元陸上部であり、登山道具や身体トレーニング等の知識に長けている。おそらく、俺が炭酸抜きコーラを飲んだりしたら、上記のようなことを絶対言うはずである。

 

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今日の俺。グラップラー刃牙では本部以蔵が一番好き。

午前9時過ぎ、雨模様だが登り始めた。

 

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分岐に到着。午前10時前。

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午前11時前、頂上に到着。やはり金井と一緒だと早い。

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頂上ではしゃぐ俺。

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しかしガスっていて景色は何も見えない。頂上付近は岩場で思ってたより危険だった。甲ヶ山と同じ位の岩場だ。油断してると滑落の危険がある。

 

下山中、割と多くの登山者に遭遇した。金井とウマ娘プリティダービーの話で盛り上がってたところに急に登山者が現れ、少し恥ずかしかった。

 

ちょうど午前12時に下山した。

 

とにかく腹が減っていたので、金井オススメの鳥取県日南町にある「味処 四季」へ向かう。チャンポンがおいしいらしい。

1時間弱で到着した。午後1時過ぎだというのにメチャクチャ混んでいた。

しかし混んでいる割に意外と早く店に入ることが出来た。

金井はチャンポン唐揚げセット、俺は醤油ラーメン唐揚げセットを頼んだ。つい、ラーメンを頼んでしまった、山から下りると無性にラーメンを食べたくなるタチなのだ。

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とにかくボリュームがすごかった。(これにはオグリキャップもニッコリ)人気が出るのもよく分かった。

今度来た時はチャンポンを食べよう。よく動き、よく食べた1日であった。

帰りに寄った弁当屋にて

今日の仕事帰り、ほか弁に寄った。

外の旗に「なす肉味噌弁当!新発売!」とあり、今日はコレに決まりだ。

ほか弁に入り、

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と注文した。

しかし・・

店員さん「あ、すみません、それ、明日からなんですよ」

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まさかの明日から・・

落ち着け、俺は夕飯が食いたいだけなんだ。

メニュー表を見直す。いつものチキン南蛮にするか・・いや、今日はいつもと違ったメニューで、多少ガッツリいきたい気分だ。

ん?ヒーロー弁当ってのがある。

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ヒーロー弁当

なかなかガッツリいけそうでいいじゃないか。うん、これにしよう!

家に帰り食す。ウオォン、俺は人間火力発電だ!(意味不)

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しかし「ヒーロー弁当」って、なんか口に出して注文しづらかったな。

以下は実際の今日の店員さんとのやりとり。

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俺「・・あ、じゃあ、この・・ヒ、ヒーロー弁当ってやつお願いします」

 

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店員1「ヒーロー一丁入りましたぁ!!」

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店員2「はーい、ヒーロー一丁!!」

 

おわり

 

災害応援派遣~いざ雲南市へ~

今年7月の大雨により島根県は大きな被害を受けた。

県内の至る所で地すべり等の被害を受けたが、

最も被害が大きかった市町村は雲南市だ。

被害額は150億を超える。

国はこれを激甚災害に指定した。

激甚災害に指定されることで復旧事業に対する国の補助率が引き上げられ、自治体の財政負担が軽減される。

ただし、国がすぐにお金を出してくれる訳では無く、国による災害の査定を受けた上で、国庫負担金が交付される。

このような災害時の復旧事業は災害査定等を待たず、被災直後から応急工事が可能だというメリットがある。

前置きが長くなったが、この災害査定のために多くの設計書を作る必要があり、現地の雲南県土整備事務所のスタッフのみでは手が回らないので、県庁にいる自分や各地方機関の職員が災害応援に駆り出されたという訳だ。

自分の派遣期間は9/13~9/17までの5日間であり、派遣スタッフは総勢6名、1班2人ずつに分かれることとなった。

雲南県土整備事務所には5年前に2年間ほど勤務していたことがあり、なんだか懐かしい。

俺は災害応援第1班に所属し、班長となった。

班員は2人だけだが、以下が1班のメンバーである。

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班長の俺。駄菓子屋とかは営んでいない。

実は災害の応援は初めてであり、何故班長なのかは謎。

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班員のN村。女の子。駄菓子について熱く語りはしない。

災害応援の経験があり、俺より経験豊富である。

雲南県土整備事務所で1年ほど一緒に仕事をしていた。

呑み会やカラオケとか一緒に行ったりした仲。

 

初日はそこまでやることは少なく、資料の整理が主な仕事であった。

明日から業者から図面などが提出されるため、忙しくなる。

 

今日やったことは資料の整理、そんでN村に災害査定について色々と教えてもらったくらいか。

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N村「ちょwwパイセンww DHWL(土木用語)も知らないんスかーww」

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俺「うぅ・・すまん」

そんな感じで今日は終わった。

主にN村とおしゃべりしていた、そんな一日だった。

明日から本気出そう、うん。

 

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上記はN村の今日の恰好。マジでこんな服だった。

現場に出ることになったらどうするんだ・・!?

そうだ、ツーリングに行こう

なんだか最近涼しくなっちゃって、もう秋だよなぁ・・

少し前まで酷暑だったのに今や肌寒いもんなぁ。

つー訳で、ツーリングに行くことにした。

昼過ぎには帰ってきたいから、米子~大山あたりに行こう。

バイクの運転は夏は暑くてきつく、冬は寒くてきついので

秋が絶好のツーリング時期だと言える。

10時半過ぎに松江を出発し、大根島を経由し

江島大橋(べた踏み坂と言った方が有名か?)を通過し、鳥取県境港市に入る。

境港市の海辺を見ながらバイクを走らせ、米子市へ。

道すがら、多くのバイク乗りとすれ違った。

バイク乗りはすれ違う時、手を上げたりして挨拶をする。

「お気をつけて」「お前もな」って感じに。

今日は挨拶してくる人が多かったな。

12時前、昼飯を食いに「牛骨ラーメン一刻 淀江店」に行く。

幸いカウンター席が空いていた。

野菜牛骨ラーメンを注文した。

かなりの量の野菜がのっている牛骨ラーメンだ。ちなみに塩味。

俺「こういうのでいいんだよ。こういうので・・」

前回倉吉市で牛骨ラーメンを食べ逃したので嬉しい。満足です。

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野菜牛骨ラーメン 750円

 

その後、大山へバイクを走らせた。

大山情報センターにバイクを置き、町中や森の中をふらついた。

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やっぱり大山の緑は美しいな・・色が鮮やかだよね。

他の森に無い魅力があるんだよな・・

死ぬときは大山で死にてぇな、とか思ったりする。

 

てか、だいぶ寒かった。一応長袖を来てきたが、もうジャケットが必要だ。

帰っている途中、きれいな川を見つけた。そこで愛車の写真を撮った。

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松江に来てから、バイクに乗る回数が増えた。

松江や米子は色んな観光名所があるし、飯もうまいし、住みやすいよね。

この辺りに住み続けたいなぁ。

帰ったら午後3時を過ぎていた。

なんとか「競馬BEAT」には間に合った。

バイクに乗るのも好きだけど、最近は馬にも乗りたいなって思うんだよな。

 

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キノの旅」よりキノ

冬になったらこういうコート買ってバイクに乗るのもアリだな。

 

いきなりマンガ紹介「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」

いきなりだが最近読んだマンガを紹介したい。

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ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 著:泰三子

あらすじ

町交番に勤務する新人警察官・川合麻衣は、違反者や一般市民から日々言われる文句、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさし、辞表を提出しようとしていた。そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで、後輩へのパワハラで左遷されてきたという藤聖子部長。

初日にして連続窃盗犯を捕まえるなど、藤部長の鋭い観察眼や取り調べ能力を目の当たりにする川合。川合は藤部長の優しく、時に厳しい指導の下、川合は警察官としての職務や心得を学び、少しずつ仕事に対する自信を持つようになる。

また様々な事件に遭遇し、上司や先輩刑事、加害者や被害者に出会い、警察官として、さらに人間的にも一歩成長するのであった。

感想

このマンガ、かつてないほどリアルに警察官について描いている。

というのも、作者の泰三子先生は女性警察官として10年間の勤務経験があり、モーニング』(講談社にて、1ページ漫画「交番女子」を数度掲載の後、本作で連載漫画家としてデビューしたのである。

警察官の仕事は24時間勤務などがあり激務であることは知っていたが、このマンガを読んでやはり大変だなとしみじみ感じた。

もちろん法を取り扱う仕事なので日頃の勉強は必須であるし、様々な人と接するのでメンタル弱い人は絶対もたないな・・と思った。

取り調べの話とか・・警察官すげぇなぁ・・俺なら1日でメンタルやられる自信あるわ。

印象的だったのが性被害者の事情聴取の話だ。

事情聴取では、襲われた時の状況を詳しく被害者に話してもらう必要があるが、新任の川合は被害者の女子高生の気が悪くならないよう気を遣い、詳しく聞き出せないでいた。

そんな時、先輩刑事から言われる。

性犯罪の手口を特定するために、警察はどういう風に乱暴されたか覚えている限り詳細に説明を聞かなきゃいけない。被害者にとっては言いたくも思い出したくもないことをだ。俺らが被害者に聴取した内容が裁判で審議にかけられることになるからだ。隙だらけの操作じゃ被害者も被疑者の人権も守れない。傷ついた被害者を、傷つけた犯人をこのまま放っておくなら、何のための警察だよ。」

詳しくは書かないが、事情聴取の際はかなり生々しいことを聞かざるを得ない。

さらに性に関する知識も抑えておかなければならない。

警察官という仕事をこなすためには、対人スキル、体力、(鋼の)メンタル、あらゆる方面の知識が必要なんだ。

個人的に、この話はたくさんの人に読んでもらいたい。

自分の経験から

実は自分も警察官を目指し、なりかけたことがある。

大学の就職活動時は公務員志望であり、同じ公務員ということで警察官も受けたのだ。

当時、「機動警察パトレイバー」にハマっており、警察もなんかいいなと思っていたのだ(本当にアホだった)。

トントン拍子で一次試験の筆記・体力試験をパスし、二次試験の面接も通った。

たしか、警察の制服のサイズ合わせするとこまで行った記憶がある。

結局、土木の技術職員に合格したのでそちらに進んだ。

全く、本当に警察官にならなくて良かった。

もし俺が警察官を選んでいた場合、たぶん警察学校の時点で逃げ出していたんじゃないかな。警察学校を卒業したとしても24時間勤務についていけなかっただろうよ。

今の仕事の業務でも臨時で明け方まで起きていなければならないことがあるが、俺は大概我慢できず寝ている。こういう人間は一番警察官になっちゃいけない部類だ。

就職活動の時、「ハコヅメ」を読んでいたら、警察試験を受けてさえいなかったと思う。

そのくらい、この「ハコヅメ」は警察という組織のブラック企業っぷりを前面に描いているマンガであり、ある意味警察組織の暴露本だ。

さいごに

「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」は現在1~18巻まで発売中であり、スピンオフも1冊出ている。さらにドラマが放送中であり(こちらは見てないし見ようとも思わない)、アニメが2022年より放送開始する予定だ(こちらは早く見たい!!)。

こういう職業マンガは読んでて楽しいし、勉強になる。

作者の泰三子先生も話しているが、警察官は過労で亡くなる方や心の病気になる方が後を絶たないという。マンガを読んでいて、そりゃそうだよと思った。

24時間勤務に加えて事件が起きればすぐに急行、さらにその後は書類仕事、俺も同じ公務員をしているが、警察官は本当に大変だと思う。

一般市民を相手にしている職業の方には本当に頭が下がる思いだ。

警察官のみなさん、身体を壊さず業務に当たってください。

何より睡眠をしっかり取ってください。

試し読み

mechacomic.jp

憧れの人 後藤隊長 「機動警察パトレイバー」より

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思えばこの人に憧れて警察試験受けたんだよなぁ・・