今年7月の大雨により島根県は大きな被害を受けた。
県内の至る所で地すべり等の被害を受けたが、
最も被害が大きかった市町村は雲南市だ。
被害額は150億を超える。
国はこれを激甚災害に指定した。
激甚災害に指定されることで復旧事業に対する国の補助率が引き上げられ、自治体の財政負担が軽減される。
ただし、国がすぐにお金を出してくれる訳では無く、国による災害の査定を受けた上で、国庫負担金が交付される。
このような災害時の復旧事業は災害査定等を待たず、被災直後から応急工事が可能だというメリットがある。
前置きが長くなったが、この災害査定のために多くの設計書を作る必要があり、現地の雲南県土整備事務所のスタッフのみでは手が回らないので、県庁にいる自分や各地方機関の職員が災害応援に駆り出されたという訳だ。
自分の派遣期間は9/13~9/17までの5日間であり、派遣スタッフは総勢6名、1班2人ずつに分かれることとなった。
雲南県土整備事務所には5年前に2年間ほど勤務していたことがあり、なんだか懐かしい。
俺は災害応援第1班に所属し、班長となった。
班員は2人だけだが、以下が1班のメンバーである。
班長の俺。駄菓子屋とかは営んでいない。
実は災害の応援は初めてであり、何故班長なのかは謎。
班員のN村。女の子。駄菓子について熱く語りはしない。
災害応援の経験があり、俺より経験豊富である。
雲南県土整備事務所で1年ほど一緒に仕事をしていた。
呑み会やカラオケとか一緒に行ったりした仲。
初日はそこまでやることは少なく、資料の整理が主な仕事であった。
明日から業者から図面などが提出されるため、忙しくなる。
今日やったことは資料の整理、そんでN村に災害査定について色々と教えてもらったくらいか。
N村「ちょwwパイセンww DHWL(土木用語)も知らないんスかーww」
俺「うぅ・・すまん」
そんな感じで今日は終わった。
主にN村とおしゃべりしていた、そんな一日だった。
明日から本気出そう、うん。
上記はN村の今日の恰好。マジでこんな服だった。
現場に出ることになったらどうするんだ・・!?