やりすぎくらいがちょうど良い

登山とキャンプとフライフィッシングと

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【つれづれ映画びより】大学生バンド映画にハズレ無し!「ネムルバカ」 感想

石黒正数の漫画「ネムルバカ」が実写映画化したので見に行った。

公開日は2025年3月20日だが、我が山陰地方では4月11日公開だったので、ようやく見に

行くことが出来た。

公開中の映画なので、ネタバレを控えつつ紹介したい。

nemurubaka-movie.com

www.youtube.com

ネムルバカとは

ネムルバカ」は、それでも町は廻っている等で有名な石黒正数による漫画作品。
「月刊COMICリュウ」に2006年11月号から2008年3月号まで不定期連載され、2008年に単行本が刊行された。

バンド活動のせいで常に金欠状態の鯨井ルカと大学の後輩で女子寮で同室の入巣柚実の友情と別れを軸とした、大学生活の日常と青春の日々が描かれる。

manga.line.me

ネムルバカの魅力

ネムルバカの魅力は、大学時代の「モラトリアム」を上手いこと表現しているところだと思う。
モラトリアムとは、思考停止とか猶予期間というような意味があり、そんなアイデンティティを見つけるための期間に、主人公含む大学生たちが思い悩む様がリアルに描かれている。
大学生たちの「自分探し」や「夢への不安」が真正面から描かれており、夢を追いかけている人にとっては深く刺さる作品である。
また、30代のサラリーマンになった自分のような人間にとっては、なんだか懐かしい感情になれる作品でもある。

実写映画を見て

アニメや漫画の実写映画化というと、微妙な出来になってしまうのが通例であるが、この「ネムルバカ」はそうではなかった。
原作の気だるげな雰囲気、モラトリアム期間を上手く表現し、学生時代の青春ってヤツが詰まった、良い映画に仕上がっていた。
主人公たちの青臭さが、観ていて気恥ずかしくもあり、少し懐かしくもあった。

原作より良かった点

原作の漫画より良かった点は、脇役の演技が素晴らしかったことである。

まず、古本屋の店員仲崎を演じたロングコートダディ兎。
原作の仲崎のウザさを、とても良い具合に引き出せていた。

それ以上に良かったのが、鯨井ルカが所属するバンド「ピートモス」のメンバーである。
ギターのジャガー・モリィ役を儀間陽柄(the dadadadys)が、ベースの岩徹役を長谷川大が、ドラムのDAN役を高尾悠希が、それぞれ好演している。
原作ではほとんど出番が無く、セリフも無かった彼らだが、映画ではボーカルの鯨井ルカといい感じにつるんでいて楽しかった。
ライブ本番前の楽屋でのシーンの、ダラダラした会話が個人的にお気に入りだ。
また、クライマックスでの彼らの姿に、目頭が熱くなった方も多いのではないだろうか。
夢は、自分が諦めなければ、いつだって追い続けることが出来る。そう感じた。

 

久々に良い邦画を見た。
この映画を映画館で見れて良かった。

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映画を見ていて思い出した曲、the pillowsの「Star overhead」。
まぁこの曲は、かつての青春を懐かしんでるような歌詞なんだけど。 

映画パンフレットと特典

帰りにギターのミニチュア(ジョジョ仕様)を買う。…最高

ぶらり本屋めぐり(汽水空港、倉吉ブックセンター、蟲文庫)

最近、本屋巡りにハマっている。
本屋独特の店内の雰囲気が昔から好きなのである。

今回は知る人ぞ知る本屋を3店巡ったので紹介したい。

汽水空港(鳥取県東伯郡湯梨浜町

www.kisuikuko.com

まず1店目は「世界に幅と揺らぎあれ」というキャッチコピーの『汽水空港』(鳥取県東伯郡湯梨浜町)である。
鳥取県東伯郡湯梨浜町の東郷湖東郷湖のほとりにある、ゆったりとした時間が流れる書店である。
売られている本は、「今から200年後の人が読んでも胸に刺さるだろうな」と店主が感じた本を選んで置いているそうで、何故か俺の心をグッとつかむ本ばかりである。
ZINEなど、他の書店ではなかなか見ることのできない、個人が書かれた本もある。

店内にはカフェも併設されており、汽水空港の「幅と揺らぎ」のある贅沢な時間を満喫することが出来る。
店主のモリテツヤさんは、2011年に鳥取へ移住し、2015年から汽水空港を開業したとのこと。
また、近々町議会議員に立候補するらしく、パンフレットを頂いた。凄いバイタリティである。
自分は県外の人間ではあるが、陰ながら応援したいと思う。

note.com

汽水空港
本屋という仕事

本屋という仕事

  • ノーブランド品
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倉吉ブックセンター(鳥取県倉吉市

鳥取県倉吉市の白壁土蔵群の近くをぶらぶら歩いていると、古民家の入口に「本」の看板がある。さらには、美少女の等身大パネルまである。

倉吉ブックセンター

ここは、「倉吉ブックセンター」だ。
店内に入ると、古民家風の内装であり、本とのコントラストが実に良い。
ついつい本に手を伸ばし、買ってしまう自分がいる。

店内には店主こだわりの本のほか、料理本の隣に哲学書があったり、絵本があったりと、実に様々な本が売られている。
店主の円谷さんは書店の空間づくりや、仲卸を通さない個人出版から本を仕入れるほか、個性あふれる本の装丁を手掛けている。そのオリジナルの装丁本は「ゆずるぼん」と名付けられ、界隈に広まっている。
また、装丁にとどまらず、毛糸ミシンでのチャリティグッズの制作など幅を広げている。

ちなみに、店入口の美少女の等身大パネルは、倉吉市のキャラクターバンドコンテンツ「ひなビタ♪」のキャラクター『霜月凛(しもつきりん)』である。
街はずれの古本屋「霜月書林」の娘で父親と二人暮らしの女子高生という設定だ。
そう、倉吉ブックセンターは、ひなビタ♪の霜月書林の聖地ということになる。

www.kurayoshi-kankou.jp

www.konami.com

蟲文庫岡山県倉敷市

活気があって、少し落ち着いた町が好きだ。
そんな町の1つが、岡山県倉敷市である。

倉敷市には、壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木など、趣ある景観が楽しめる倉敷美観地区があり、伝統的な建物が作り出す町並みや、倉敷川沿いのレトロモダンな風景が、世界中の人を魅了し続けている。

www.okayama-kanko.jp

この倉敷美観地区の一角にある本屋が、店主の田中美穂さんが経営する「蟲文庫」である。

mushi-bunko.com

ここは、倉敷の美観地区の古い町並みに溶け込む、築100年以上の民家を改装した古本屋さんだ。
自然科学と純文学、社会系の本が強く、店主と親交のある作家や出版社の新刊書籍、CDも販売している。
また、店主の田中さんは苔の愛好家で、その楽しみ方をまとめた『苔とあるく』のほか、蟲文庫の日常を綴った『わたしの小さな古本屋』などの田中さん自身の著書も置いてある。
店内にはゆったりとした時間が流れ、裏庭には時おり近所の猫も顔を出す。
店内があまりにも味があり、特に裏庭の景観がとても素敵だったため、許可を頂いて撮影させてもらった。
また機会があれば、ぜひ来店したい。

蟲文庫の風景 本好きにはたまらない景観だ

【冬山登山日誌】冬の烏ヶ山 その②(3/15(土) 鳥取県東伯郡琴浦町)

3/15(土)、鳥取県大山山系の1つ、冬の烏ヶ山を登る。

www.yamakei-online.com

頂上付近は鋭峰となっているため、かなり危険である。
これまでも何回か挑戦しているが、天候に恵まれず途中下山に終わっている。

本日も悪天候だが、帰る訳にはいかないので登山開始。

どうも今年は、天気に恵まれない日が多い。

道路を進み、登山道に到着。

雪質は固いので、今回はアイゼンを装着し、登り始める。

 

天候は悪い

登頂できるだろうか

積雪深は2m程度

三角点付近(1230m地点)

70分ほどで三角点付近(1230m地点)に到着。

ここから200m登ると烏ヶ山頂上に到着する。

雪質が固くて足がダルいが、さあ行こう。

だんだん道が狭くなってくる

時々クラックが見られた。これが雪崩の原因となる。

なかなか厳しい状況である。

状況を確認しながら、恐る恐る登っていく。

てか、一の沢でも昨日大規模な雪崩が発生している。

何だか嫌な予感がしないでもない。

news.yahoo.co.jp

www.mlit.go.jp

頂上前分岐地点

頂上前分岐に到着。
ここから難易度が爆上がりする。

さて、進むか、撤退するか。

5分ほど考え、行けるとこまで行くこととする。

ホワイトアウト

・・・

1300m付近まで登ったが、道があまりにも狭く、かつ急峻になったので撤退することに。

だが、ここから分岐地点まで下るのがとても大変だった。

てか、途中で滑落した。

もう一度言う、滑落してしまった。

急峻な道を下りている時、激しい風が吹きホワイトアウトの状況となる。

周りが見えないまま進んでしまい、道を踏み外す。

急な斜面を10mほど滑落。

アイゼンのおかげで途中で止まり、怪我もしていないので、なんとか道に戻ることができた。

マジで焦った。

今年度で一番焦った。

滑落時に叫んだ言葉は「冗談じゃね~ぞ~!!」であった。

いや、マジで笑いごとではない。

本当に気を付けなければ。

本当に焦った。さっさと下る。

腹が減ってきたので、雪が凌げる場所で昼食にする。

今日も今日とてカップヌードルである。

 

カップヌードルとコーヒー

ったく、もう滑落はゴメンだぜ…

14時半、鏡ヶ成スキー場駐車場に着き、ゴール。

今回の経験を活かし、滑落や遭難は絶対避けるようにしたい。

つーか、まだまだ経験不足であることを痛感した。

修行が足りないな。

 

今回のルート

www.youtube.com

最近見ている登山系youtubeチャンネル「東京登山」。

色々な人の登山を見るのは楽しいし、勉強にもなる。

 

【冬山登山日誌】冬の烏ヶ山 その①(3/15(土) 鳥取県東伯郡琴浦町)

3月に入り、だいぶ暖かくなってきた。

冬山シーズンも終わりが近づいている。

ということで、3/15(土)、冬山登山を決行した。

烏ヶ山を目指す



今回登った山は、鳥取県大山山系の1つである烏ヶ山(標高1,448m)である。

烏ヶ山は大山の南東にそそり立つ鋭峰であり、鏡ヶ成からはピラミダルに見え、「山陰のマッターホルン」の愛称で親しまれる。
平成12年の鳥取県西部地震で頂上付近およびおよび南峰の尾根筋が崩壊、三角点も消失した。
以来、登山自粛となっていたが、2016年8月に約16年ぶりに登山解禁となった歴史を持つ。

www.yamakei-online.com

頂上付近は鋭峰となっているため、かなり危険である。
これまでも何回か挑戦しているが、天候に恵まれず途中下山に終わっている。

そして今日の天気は…ふもとの鏡ヶ成スキー場に着くと、ガンガン雪が降っている。

「コイツは駄目そうかな…」と思いつつ、登り始める。

どうも今年は、天気に恵まれない日が多い。

テンション低いまま、午前11時出発。

気温はマイナス2℃。車から出たくなかった。

雪がガンガン降っている

うーむ…コンディション悪し…

道路通行止め付近

ソリで遊んでいる団体客の姿があった。

ソリで遊んでる団体はいたが、登山している人はいない。

こんな天気で冬山に登る物好きは俺くらいなもんか、と自虐しつつ前に進む。

標識が埋もれている。積雪深は2mくらいか?

ミラーの前で記念撮影

ここから先は倉吉市である

雪質は固いのでアイゼンを装着

道路を進み、登山道に到着。

雪質は固いので、今回はアイゼンを装着する。

ここからいよいよ本格的な登りである。

天候は相変わらず悪天候だ。

さてさて、どうなることやら。

その2に続く。

 

【バイク日和】晴れてたので松江ツーリング

3月に入り、久々に晴れて気温も上がったので、バイクでツーリングした。
出雲市から隣りの松江市まで、午後から夕方にかけてのツーリングだ。

なぜ急にバイクに乗ったかというと、下記動画「EASYGOING RIDER(歌:初音ミク)」を久々に見て、なんかツーリングに行きたくなったからである。

www.nicovideo.jp

「EASYGOING RIDER」は、2011年にヤブイヌ氏が作成したものである。
ニコニコ動画バイク乗りの聖地」と言われており、当時はこの動画を見て、ツーリングに行きまくったものだ。

午後13時過ぎに出発し、14時頃松江市に入る。
茶店に入ってとりあえずコーヒーを飲み、「風流堂」で和菓子を買ったり、「ミートショップきたがき」でコロッケを買ったりした。

www.furyudo.jp

kitagaki.jimdoweb.com

特に、ミートショップきたがきのコロッケは世界で一番美味しいコロッケだと思うので、島根県松江市を訪れた際はぜひ立ち寄って欲しい。(日曜と水曜定休)

商店街をダラダラ散策したあと、出雲市へ帰る。

www.kankou-shimane.com

帰る途中、宍道湖沿いのローソンに寄り、愛車を撮影。

SUZUKI ST250 E-type

いつもこんな天気だと良い

帰り道、たくさんのバイク乗りとすれ違った。
やはり、みんな天気が良いので動き出してるよーだ。

本屋に寄り、「音盤紀行3巻(作:毛塚了一郎)」を購入する。
ぼっちざろっくのガシャポンを回すと、後藤ひとり(主人公)が出てきた。

そんな一日。

音盤紀行3巻

後藤ひとり

 

 

 

 

 

 

 

【冬山登山】遭難しないために心掛けること(2/24(月)三瓶山冬山登山撤退)

2/25(火)、鳥取県の大山で遭難死亡事故発生

2/25(火)、鳥取県の大山で遭難死亡事故が発生した。

www3.nhk.or.jp

2/24(月)午後4時45分ごろ、鳥取県大山町の国立公園・大山(1729メートル)の夏山登山道6~7合目付近で、下山していた女性(56)から「滑落して動けなくなった」と119番があり、警察・消防は24日は天候不良のため捜索を断念し、25日午前5時ごろから18人体制で捜索を再開した。
25日午前7時すぎに7合目付近で女性を発見し、県の防災ヘリコプターで救助され、米子市内の病院に搬送されたが、死亡が確認されたということだ。

2/24(月)、俺は三瓶山に挑むも撤退

2/24(月)、偶然にも、自分も冬山登山をしていた。
場所は、島根県大田市にある三瓶山である。

www.ginzan-wm.jp

2/24(月)午前10時、三瓶山西ノ原駐車場到着。
他の登山者はいないようだ。
ちょっと遅くなったが、登山開始。

西ノ原駐車場

三瓶山

積雪深は50cm程度

他の登山者はおらず、したがってトレース(踏み跡)も無く、開始30分で疲れて死にそうになる。
なんとか、登山口に到着するが…

登山口の案内板

あと90分…

何だか天候も悪くなってきており、正直なところ心が折れたため、撤退開始。
なるほどね、こんな感じなんですね。人が入っていない冬山ってのは。

ホワイトアウトってやつ

うーん、頂上の天気はすこぶる悪そうだ

持参した緑のたぬきを食べる

本日の行程。これだけでも超疲れました。

以上が、2/24(月)の三瓶山冬山登山の内容だ。
遭難しなかっただけでも良しとしよう。

遭難しないために心掛けること

ここで、上記の遭難事故を教訓として、冬山登山で注意すべきことを今一度確認しておきたい。
【今回の遭難の要因】
・天候不良による視界の悪さによる滑落
・救助要請の遅れ

天候を確認

ここが一番重要。
天候が荒れるようであれば、日程を延期すること。

余裕のある行程を計画

遅くとも、午後3時頃には下山する行程にしよう。
今回の事故は、午後5時前に救助を要請している。
遅すぎだ。
もう少し早く救助要請していれば、早めに捜索が開始され、命を救えたかもしれない。

適切な装備、服装

適切な冬山装備を準備しよう。
食料や行動食、火器も揃える必要がある。
もちろん、カップヌードルは必須だ。

山行ルート、行動計画の確認

当たり前だが自分が登る山の地図を入手し、山行ルートの確認、
余裕を持った行動計画を立てておこう。
それと、登山地図アプリも入手しておこう。
アプリは、YAMAPやGeographicaがオススメだ。

適切な体調管理

前日は早めに寝てしっかり睡眠をとり、当日の登山に備えよう。
また、週一くらいのジョギングでよいので、登山に向けて身体を鍛えよう。

まとめ

山行当日は、天候を確認し、山行が可能か判断することが重要だ。
冬は日が短いため、余裕のある行動計画を立て、日没時間などもしっかり確認しておこう。
雪山では汗をかきにくく、のどの渇きも感じにくいため、水分補給を怠ってしまいがちだ。冬は空気が乾燥しているし、血中の水分量が少なくなると血液循環も悪くなり体調へも影響するため、夏山同様にこまめに給水を行うことが大切だ。
冷たい水分は取りにくいので、保温ポットに暖かい飲み物を入れておくのがおすすめである。
また、初心者であれば単独行はできるだけ避け、ガイドや経験者と一緒に入山しよう。

そして、冬山登山に対する姿勢として、自分が心がけているのが、正しく「臆病」になるということである。
そうすることで、「ルート間違えてないか」「吹雪いてきたので早めに下山しよう」「疲れてきたので今日はここまでで下山しよう」など、遭難の危険の芽を潰していける。
冬山登山では、諦める勇気を持ち、撤退するのも非常に重要である。
こういうところは、何となく人生に似ているような気がする。

というように、いつもふざけてばかりの当ブログであるが、たまには気を引き締めつつ、今後も登山を楽しんでいきたい。

yamap.com

 

【冬山登山日誌/吾妻山(2/11(火) 島根県仁多郡奥出雲町)】でてこい とびきりZENKAIパワー!

2/11(火)、先週から雪が降り続いていたので、後輩の金井と冬山登山を決行する。
今回登った山は、島根県仁多郡奥出雲町にある吾妻山(標高1,238m)である。

www.pref.shimane.lg.jp

吾妻山には2023年に冬山、そして去年は夏山に登っている。

・2023年冬山

ksnsenpai.hatenablog.com

・2024年夏山

ksnsenpai.hatenablog.com

2023年の冬山はすこぶる晴れており最高の冬山登山だったので、それを再体験したいと思い、今回も登ったのである。が…

今回のルート

午前8時、奥出雲サイクリングターミナルで待ち合わせし、俺の車に金井を乗せて吾妻山登山口駐車場へ向かう。

車内にて

金井「あ~今のところ右に曲がるんだった~まぁこの道でも行けるからいいッス」
俺 「あっ、そう?」
金井「あ~やべやべ、スマホ忘れたかも~」
俺 「戻ろうか?」
金井「いやいや、たぶん大丈夫ッス」※その後スマホ見つかる

こんな感じでグダグダしつつ、駐車場へ到着する。

車内より撮影。山間地は雪の量が段違いだ。

駐車場到着

スノーシュー装着完了

金井も装着完了

駐車場には、俺たちのほかに、車が1台のみであった。
登山者は男性1人。
雪山にソロで来るあたり、登山ガチ勢の雰囲気を漂わせていた。
登山力1万8千ってとこか(適当)。

俺(本ブログ管理人)。
登山では調子に乗って痛い目を見ることもあったり無かったり。

金井(あだ名)。
俺の後輩であり頼れる相棒。ただし本業はロードバイクである。

ガチ勢と思われるソロ登山者

午前9時、登山開始。
…が10分後、いきなり問題が発生した。
金井のスノーシューが壊れてしまったのだ。

俺「か、金井!何やってんだ!?おめー、スノーシュー直しとけって去年の立烏帽子山の時(※下記リンク参照)あれほど言ってただろ!!」

ksnsenpai.hatenablog.com

金井「いや、サーセン。あの後補修して、直ったと思ってたんですがダメですね…。でも、スノーシューよく忘れるパイセンにも言われたくないモンですが…(※下記リンク参照)」

ksnsenpai.hatenablog.com

俺「それは言わないお約束でしょーが!!」

あーだこーだ話していると、見かねた登山者の方が声を掛けてきた。


つーわけで、気を取り直して登山再会。
金井はスノーシュー無しとなったが、まぁ難易度の高い山でもないし、なんとかなるだろう。俺を先頭にして歩くこととする。

金井「やれやれ、スノーシュー無しで行きますか」

その後は特にトラブル無く分岐に着き、小休止を取る。
残念なことにあまり天気が良くない。
先日までは好天の予報だったんだが。
吾妻山山頂を目指し、出発。

ガスっている…晴れていればここからドーンと吾妻山全体を拝めれる。

山頂までの登りにさしかかる。
吾妻山には今日はまだ人が登っておらず、トレース(踏み跡)が無い状況である。
幸い、自分たちの前にクリリン…じゃなかった、ソロ登山者の方がトレースを作っていたので、いくぶん登りやすかった。

金井撮影

ただ、ソロ登山者の方もだいぶん疲れているようだった。
無理もない。
金井が前に行こうと提案する。

 

 


俺が先頭となり、登り始めるのだが…
5分後…

そして金井が先頭となり、3人とも難なく頂上へたどり着いたのであった。(ドラゴンボールZ 界王様ナレーション風)

山頂目印

晴れていると絶景の展望なのだが、ガスっており真っ白だ。

ソロ登山者の方は、「お疲れ様でした」と挨拶し、すぐに下っていった。
どこまでもストイックな登山家であった。

俺らはというと、山頂でカップラーメンという、これまたいつもの光景であった。
冬山登山にカップラーメンは必須なのである。

湯を沸かし

カップラーメンを食う

お菓子を食す金井

休憩していると寒くなってきたので、急いで下山する。
下るだけなので、1時間程度で下山することができた。

お疲れ様でした

下山後、蕎麦屋に寄る。
奥出雲は出雲そばが有名だ。

【自宅キャンプ】自宅庭での焚き火のススメ

最近、自宅の庭で焚き火をよくする。
焚き火と言えば、キャンプ場でよくやっているが、「別にキャンプ場に行かなくても庭でできるな…」と思い決行したのである。

現在自分は出雲市のアパートに住んでいるため、安来にある実家の庭を占拠して焚き火を実行する。
妙な行動をとる人間に対する家族の視線さえ我慢すれば、お手軽に自宅で焚き火が出来るのである。

・1/13(月)の焚き火

設営完了

着火

イッヌも寄ってきた

ヤケドすっぞコラ

焼き芋焼いてみる。うまし。

モチも焼いてみる

・2/8(土)の焚き火

2月に入り雪が積もったので、自宅デッキにて焚き火。
木製デッキを焼いてしまわないよう注意して火を付ける。

雪が積もっとる…寒い…

着火

ウイスキーとか飲んじゃう

おでんとか作っちゃう

なんだか楽しくなってきたな…

イッヌも見に来る

いただきます

…こんなかんじだ。

皆さんも自宅庭での焚き火、いかがでしょうか。

 

〇今回使った道具

 

 

 

【冬山登山】伯耆大山(1/19(日)夏山登山道~頂上小屋)

居ても立っても居られない。
何故かって?
それは、冬山登山に行きたいからである。

山陰地方では1月上旬に寒波が到来し、鳥取県伯耆大山の積雪深は1mを超えた。
いよいよ、冬山シーズンスタートってヤツだ。

さっそく、登山仲間の金井(あだ名)に連絡する。

俺「金井、冬山どう?今週あたりに」
金井「OKッスよ」

てなわけで、1/19(日)に後輩の金井と鳥取県伯耆大山へ登ったのである。

本日のルート

今日のルートは、夏山登山道を通り、頂上小屋を目指すルートだ。
天候は快晴で風も無いので、なんとか行けるだろう。

午前9時半、やや遅い気もするが、スタートする。

天気は快晴。雪質は固め。

積雪深は1m程度

こまめに休憩をとる

あっという間に6合目。
登山者はやはり多い。
6合目で大山パトロールの方々が、何故か「どら焼き」を配っており、金井がどら焼きをゲットしていた。

金井がゲットしたどら焼き

俺はもらえなくて草

…てなイベントを挟みつつ、6合目で登山靴にアイゼンを装着し、頂上小屋を目指す。
6合目より上は、風が強くなる。
でもまぁ、なんとか行けそうだ、クソ寒いけど。

アイゼンを装着

傾斜も急になる

足にキテるな…

疲れ果てる俺

正月に食いまくって体重が増えたのが原因だろうか。。
いつもより、かなり疲れた。

なんとか頂上小屋に到着し、カップラーメンを食べる。

カップラーメン食べて体力回復

俺が水をこぼし、金井の飯が濡れてしまう。
金井「初めてですよ…ここまで私をコケにしたおバカさんは…」

30分ほど休憩し、12時前に頂上小屋から出る。
あとはずっと下りなので、1時間程度で下山できるだろう。

ヒョイヒョイ下山する金井

追いつけない俺

13時過ぎ、無事に下山完了。

近くの温泉「豪円湯院」に入り、疲れを癒してから出雲へ帰った。

なまった身体を鍛えんとだなぁ。そう思った。

【デイキャンプ】やまもり温泉キャンプ場(12/21(土)鳥取県倉吉市)

12/21(土)、友人がまたまたデイキャンプに行きたいと言い出したもんだから、鳥取県倉吉市の「やまもり温泉キャンプ場」へ行く。
天空の丘の星降るキャンプ場と話題のキャンプ場である。

www.nap-camp.com

午前10時に松江を出発し、12時前にキャンプ場に着く。
人はほとんどおらず、ほとんど貸切状態なのが嬉しい。

キャンプ場内

こんな感じでタープを立てる

時間は12時を回ったので、とりあえず昼飯にする。
俺はコンビニで買った鍋焼きうどんを食べる。

友人の方を見ると…何やらゴソゴソしている。
次の瞬間、出てきたのは、美味しそうなお肉とフライパンであった。

俺「何そのお肉」
友人「ん…なんつーか、狩猟で採ったイノシシの肉」
俺「そーいや、狩猟始めたって言ってたね」
友人「あぁ…なんつーか、自給自足の生活目指してて」
俺「ハハ・・東出昌大かよ」

友人が狩猟を始めたとは聞いていたが、まさかイノシシの肉を持ってくるとは。
職場に猟友会の人がいて、一緒にわな猟で採ったとのことだ。
さっそく肉を焼いて食す。

鍋焼きうどん

イノシシの肉を焼く

パンに挟んで食べる

ウン、超美味い

飯を食った後は、焚き火である。
デイキャンプの目的は、焚き火をしてダラダラすることである。
さっそく、友人が焚き火台をセットし、火を付ける。

雨が降っている。タープを持ってきて正解だった。

焚き火を準備する友人

コレだよ、コレ

内部はこんな感じ

雨の音を聞きながら焚き火を眺めてボーッとする時間は、本当に贅沢なひとときだった。
肉食って、コーヒー飲んで、焚き火を眺めてボーッとする、もうこれだけでいいんじゃねぇかな、俺の人生。
そんなことをボーっと考えていた。

やはり、キャンプは最高だ。

そして、このキャンプ場の売りは、『天然温泉露天風呂』がある点である。
焚き火とタープを撤収し、最後に露天風呂に入って帰った。
最高にリフレッシュ出来た、デイキャンプであった。

これが天然温泉である

【the pillows解散!】the pillowsはクールに去るぜ

2/1(土)、まさかのニュースであった。
俺の大好きなバンド「the pillows」が解散したのだ。
いきなり過ぎて、現実を受け止め切れていない自分がいる。

news.yahoo.co.jp

dic.nicovideo.jp

解散の事実を知ったその日は、ピロウズの好きな曲を流し続けていた。

ピロウズの存在を知ったのは、大学1年生の時に何気なくDVDレンタルしたアニメ「フリクリ」を見てからである。
このフリクリというアニメの主題歌や挿入歌は、全てピロウズの曲で構成されており、ピロウズの代表曲が至る所で使用されている。
一部界隈では、フリクリピロウズのPVだという意見もある。
そんなフリクリを見て、当時大学生だった自分は見事にピロウズにハマってしまった。
カラオケでは、自分ひとりだけずっとピロウズを歌っているという有り様であった。

dic.nicovideo.jp

自分は今まで、ピロウズほど1つのアーティストにハマったことは無い。
ライブも、ピロウズくらいしか行ったことが無い。
逆に、ピロウズのライブは、毎年欠かさず見に行っていた。
なんでピロウズは、こんなに魅力的なんだろう。

それは、the pillowsの曲は、常識的なことやコミュニケーションが上手くできない人、社会に上手く溶け込むのが苦手な人に向けての応援ソングが多いからではないかと思う。
人生が上手くいっていない時に、the pillowsの歌詞にどれだけ救われたことか。。
そんなファンは少なくないだろう。

せっかくなので、好きなピロウズの曲と歌詞の一部を発表したい。
異論は認める(笑)

〇Blues Drive Monster

ラジオから抜け出してきた
エレクトリックな怪物
囁いてばっかりのスピーカーを
君は息で吹き飛ばした
時代が望んだヒーロー目の前で倒してよ

www.nicovideo.jp

〇クレイジーサンシャイン

Crazy Sunshine
不機嫌な僕らの未来を照らしてよ

www.youtube.com

〇MY FOOT

誰かのせいじゃない気付いている
やっぱり僕はストレンジャー
光に群がってお揃いの夢を見ても
居心地悪いだけ
いつまでもあきらめの悪い
挑戦者のように走れ my foot
踵を鳴らして

www.nicovideo.jp

〇バビロン天使の詩

キレイな夢を見たんだ
混ざりたくて今も奮闘中

www.nicovideo.jp

〇No Surrender

どんなに悲しくても 生き延びてまた会おう
悪夢を蹴散らす歌を 歌いながら

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〇プレジャーソング

無謀な賭けだと気づいたって
勝負を挑んだ事を
一度たりとも後悔したりしないぜ

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〇Star Overhead

少年の抗った日々は 傷を負って無様だった
なのに今 思い出すたび 愛おしく思う

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〇Gazelle City

Come on, sunshine(カモン サンシャイン)
Let`s be off(さあ 出かけよう)

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もう、書き出したらきりがないんだよな。
そのくらい、最高な曲が幾つもある。
そして、歌詞がやっぱ素晴らしいよな~。

the pillowsの解散は残念だが、解散ツアーをやらずに、潔く解散してしまうのがピロウズらしいとも思える。
結成してから35年もの間、素晴らしい曲に巡り合わせてくれたことに本当に感謝したい。感謝しかない。

別に、今までの曲が無くなる訳ではないし、俺は死ぬまで聴き続けるだろう、ピロウズの曲を。

本当に、本当に今までありがとうございました。

一番好きな写真

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【登山日誌】伯耆大山登山(11/16(土)鍵掛峠~鳥越峠~駒鳥小屋)

11/16(土)、紅葉を見るために伯耆大山へ行く。
登った場所は、鳥越峠~駒鳥小屋ルートである。
ここは登山者が少なく、紅葉が綺麗なのでこのシーズンは毎年登っている。
鳥越峠登山道入り口に行く前、大山モンベルショップや鍵掛峠に寄る。

大山モンベルショップ

鍵掛峠

午前8時、登山口に到着する。
準備運動してから、さっそく登り始める。

今回のルート

紅葉はまぁ…いい感じだ

鳥越峠

駒鳥小屋が見えてきた

駒鳥小屋

駒鳥小屋内部

屋根裏部屋まであるゾ

駒鳥小屋ノート

ノートの中身はこんな感じ。みんなの日記だ。

梯子で下まで降りる

駒鳥小屋の下にある沢に降り、「大山カール」を見物する。
この大山カールは、あの北アルプスの「涸沢カール」に引けを取らないと密かに自負していたりする。

大山カール …いや、涸沢には負けるか~やっぱ

1時間ほどボーッとしてから、下山開始。
山はひたすらボーッとできるから、いいんだよな。

午前11時半過ぎ、下山完了。
ちょうどお昼なので、駐車場で昼食を食べる。

今年も紅葉を見れて良かった。

【登山日誌】蒜山登山(11/3(日)~11/4(月)岡山県真庭市)後編

11/3(日)~11/4(月)、蒜山登山をするため、岡山県真庭市に行く。
蒜山(ひるぜん)は、岡山県真庭市北部、鳥取県倉吉市南部および日野郡江府町北東部に跨って位置しており、中心となる中蒜山上蒜山下蒜山の3つの峰を蒜山三座という。蒜山地域の一部は大山隠岐国立公園の国立公園地域となっている。

大学のワンダーフォーゲル部以来であるため、蒜山登山は実に十数年振りである。

また、蒜山高原の情報は下記リンクのとおりである。

www.okayama-kanko.jp

11/4(月)午前7時、旅館を出て、上蒜山登山口まで行く。

旅館での朝食

なお、今回はバイクで行ったのである

写真が上手く撮れなかったので撮り直す

本日のルート

蒜山は上述したように、中蒜山上蒜山下蒜山の3つの峰があるのだが、今回は上蒜山までにした。
帰りのツーリングの体力を考慮すると、上蒜山までが妥当なんじゃないかな。(言い訳乙)

午前7時半、登山開始。

超晴れててイイ感じ

午前8時、いよいよ登り始めって時に、ヤツが現れた。
そう、ジャージー牛くんである。

俺「あっ!野生のミルタンクだ!!」

登山道に現れるジャージー牛くん、こっち見んな(笑)

モーモー言うてる

こういう出会いも登山の醍醐味である てか近ッ!

ジャージー牛くんを突破し、登山道へ。
これから本格的な登りだ。

朝日が眩しいッス

上蒜山山頂。あっという間に到着

それにしても眺めが良い

ジャージー牛くんに別れを告げる

下山後、近くの温泉に入り、体力回復。
その後、近くの定食屋へ行き、名物のホルモン丼を食べ、バイクで出雲まで帰った。

割と疲れたが、今回も良い登山であった。

名物 ホルモン丼 メチャ美味しい

【登山日誌】蒜山登山(11/3(日)~11/4(月)岡山県真庭市)前編

11/3(日)~11/4(月)、蒜山登山をするため、岡山県真庭市に行く。
蒜山(ひるぜん)は、岡山県真庭市北部、鳥取県倉吉市南部および日野郡江府町北東部に跨って位置しており、中心となる中蒜山上蒜山下蒜山の3つの峰を蒜山三座という。蒜山地域の一部は大山隠岐国立公園の国立公園地域となっている。

大学時代はよく登っていたが、それ以降全く登ってなかったので行ってみた次第である。
ついでにツーリングもやりたかったので、11/3にバイクで出雲から蒜山高原へ行き、11/4に蒜山登山をする。
ちなみに蒜山高原は、ジャージー牛による乳製品やひるぜん焼そばが有名である。

www.maniwa.or.jp

蒜山高原に到着

まずは馬を見る

道端の銀杏の木

16時過ぎ、旅館に着く。
てか、バイクで行ったのは間違いだったかもしれん。寒すぎだ。
旅館の方によると、昨晩急に寒くなったとのこと。
夕食の18時まで暇なので、周辺を散歩する。

本日の旅館


蒜山の夕暮れがあまりに綺麗だったので見入ってしまった。
こうゆうところでの暮らし、アリだよなぁ。
雪は多いだろうけども。

明日は登山だ。頑張ろう。

ちなみにこれがマイバイク

【登山日誌】三瓶山登山(島根県大田市)

10/14(月)、三瓶山(さんべさん)に登る。

三瓶山は中国地方でたった2つの活火山のうちの1つで、最後に噴火したのは、約4000年前だという。複数の山が窪地を囲むように連なり、三瓶温泉をはじめ、周辺にある多くの素晴らしい火山性温泉の源となっている。

三瓶山には登山道が多数用意されており、初心者から上級者まで幅広いレベルの登山者が登山を楽しむことができる。
また、冬には雪が積もり、山麓スノーシュー体験が楽しめる。
北側にはキャンプ場やピクニックのできる場所があり、島根県立三瓶自然館では地域の自然について学ぶことができ、南側には西日本有数の湧出量を誇る三瓶温泉がある。
西側には、三瓶山の景観を眺めながら三瓶そばや三瓶放牧牛などの地元の食材を使った料理を楽しめるレストランがあり、東側ではブドウ畑が広がり、地元のワインを購入できるワイナリーがあるほか、観光リフトに乗って山の上からの雄大な景色を気軽に楽しむこともできる。

www.ginzan-wm.jp

午前8時、登山口駐車場に到着。
8:30、登山開始。天候は晴れ。
まだ8時半だというのに、駐車場に人が多い。

今回のルート

スーパー晴れている

晴れてて眺めが良い

ススキがいい感じ

男三瓶山頂へ到着

山頂山小屋

男三瓶からの下りはけっこう危険だ

女三瓶山頂

女三瓶山頂からの眺め

次に目指すは孫三瓶山

孫三瓶山頂

ひこうき雲

子三瓶山頂

無事下山

男三瓶山から孫三瓶山まで登るのは初めてだったが、思っていたより短時間で回れた。

今度は冬にでも登りたい。