新しい登山ウエアやザックを購入し、我慢ならないので冬山登山を敢行した。
今回はソロで、伯耆大山烏ヶ山へアタックした。
また、今回は新しい試みとして、登山用GPSのアプリである「ジオグラフィカ」のフィールドテストを行った。
ジオグラフィカとは、iPhoneやAndroid端末など、スマートフォンを登山用GPSにするアプリであり、登山中にピンポイントで現在地が表示される。
GPSロガー、ルート案内、音声でのお知らせなど、登山に必要な機能が詰め込まれており、多機能でいながらシンプルに使える仕様となっている。
フィールドテストの様子は、下記リンク参照である。
令和6年1月8日(月)午前9時、伯耆大山の鏡ヶ成に到着した。
鏡ヶ成とは、擬宝珠山、象山、烏ヶ山に囲まれた平地に形成された高原リゾートである。
「休暇村 奥大山」を中心に、キャンプ場なども整備されアウトドアを求めるレジャー客に人気であり、冬はスキー場へと衣替えし、穴場のゲレンデとして地元を中心に支持されている。
トイレを済まし、さっそく冬山登山を開始する。
分かってはいたが、やはり雪は例年よりだいぶ少ないようだ。
上記は今回の登山コース等の情報である。
ジオグラフィカで記録した内容だ。
烏ヶ山山頂までは行かず、標高1,230mのところで引き返した。
所要時間は約3時間、距離は4.8km、累計高度は311mである。
雪も少ないからだろうか、自分しか登山者はおらず先行者の足跡さえ無い状況であった。
冬山登山したことがある人なら分かると思うが、雪が積もった状況で先行者の足跡が無い場合、どこに進んでよいか分からず迷ってしまうことが多い。
しかも烏ヶ山の登山道は、進む位置を示すピンクテープもほとんど無かった。
今回、このジオグラフィカのおかげで、常に登山中にピンポイントで現在地が分かるため、迷ってしまう(遭難する)危険を回避することができた。
もちろん、登山用GPSなので、電波が無くても問題なく使用できる。
なんとか標高1,230mの位置に到着した。
烏ヶ山山頂に行くには、ここからさらに標高200mほど登る必要がある。
ここからは急勾配が続き、先行者の足跡が無いため雪をかき分けて進まなければならないため、今回はここまでということにしておいた。
万が一、滑落するのも怖いし。
ということで下山開始。
登りは2時間、下りは1時間であった。
今回、下記写真のマムートの30Lザックを使用したが、とても役に立った。
何が良かったかというと、ショルダーハーネス部分にポケットがある点だ。
このポケットにスマホやカメラを入れておけば、サッと使用することができ、かなり便利だと感じた。
下山すると12時過ぎであったので、持参したカップヌードルを食す。
今回も無事に冬山登山ができて良かった。
ジオグラフィカは今後も使っていきたい。
〇マムートの30Lザック