やりすぎくらいがちょうど良い

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北アルプス登山紀行 ~上高地-涸沢-北穂高-奥穂高編~ その⑧

~前回までのあらすじ~
無事に北穂高岳奥穂高岳を登り切ることができた。
さぁ、下山して上高地に戻ろう。

8/29(月)AM5:50、涸沢ヒュッテ出発

AM4:00起床。
カップラーメンを食べ、テントを片付け、涸沢ヒュッテを出発。
今日は朝から非常に天気が良い。
「今回も良い登山をありがとう」
北穂高岳奥穂高岳、涸沢に別れを告げ、下山する。

太陽が眩しすぎる

稜線が美しい

AM10:20、上高地到着

あっという間に上高地に着いた。
お疲れ様。
上高地郵便局でアタックザックの郵送手続きを行い、上高地アルペンホテルで温泉に入る。
やはり、山の後の温泉はたまらない。
この時こそ、"生きてる"って感じがする、マジで。

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その後、昼食のとんかつ定食を食べ(山の後はトンカツ。これもいつも通り)、渋谷行のバスに乗る。あとはずっとバスの旅だ。
18時過ぎに渋谷に着き、東京駅へ行き、22時発のサンライズ出雲で松江へ帰る。

渋谷駅で「焼肉ライク」

都会へ行ったら行きたいところがあった。
焼肉ライクだ。
肉が食いたかったし、1人焼肉ってのを体験してみたかった。

普通に4人くらい座れるテーブル席もあった。
俺の両サイドには1人焼肉中の女子2人。
肉をガツガツ食う女の子(しかも1人で)って良いな、としみじみ思う。

東京には3年振りに来たが、やはり人の多さで酔う。
多分俺は、東京では生きることが出来ないだろう。
ここにいては寿命が減る。
さっさと島根へ帰ろう。

PM10:00、サンライズ出雲で東京駅発

PM10:00、サンライズ出雲に乗り込み、東京駅を出発。
夜は爆睡し、翌日のAM7:00頃に目が覚めた。
景色がだんだん都会から田舎になり、列車が故郷に近づいている。
旅は、確実に終わりに近づいている。
今回は夜行列車の旅を選択して、本当に正解だった。
窓から風景がよく見えるので、旅が始まる時のワクワク感、旅の終焉が近づき日常に戻っていくしみじみ感を、非常に良く味わうことが出来る。
これからも、色んな機会に夜行列車を使ってみようと思う。
列車の中で、俺はthe pillowsの「MY FOOT」を聞いていた。
大きな旅が終わった後、何故かいつもこの歌を口ずさんでしまうのです。
『誰かのせいじゃない♪気づいている♪やっぱり僕は今もストレンジャー♪』


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8/30(火)AM9:30に松江駅に着いた。
平日の朝なので、松江駅の人出はまばらだ。
この人の少なさこそ、何よりも故郷(島根)へ帰って来たと実感させてくれる。

やはり旅は良い。登山も良い。
そんな当たり前のことを改めて認識出来た、久々の長期遠征登山であった。