~前回までのあらすじ~
なんとか長野県上高地に着いた。
そしてどうにか涸沢ヒュッテに到着した。
8/27(土)AM11:00、涸沢ヒュッテ
昼食を済ませ、涸沢ヒュッテから涸沢カールのキャンプ場に行く。
このテントサイトは、3000m級の穂高連峰に囲まれた通称“涸沢カール”と呼ばれる日本随一の圏谷(カール)に位置している。
まだ午前11時なので、テントの数は少ない。
良い立地を選定することができた。
今にも雨が降ってきそうなのでさっさと立ててしまおう。
ヒマなので付近を散歩する。
すると、目の前にイタチみたいな動物が現れた。
すぐに逃げてしまったので写真を撮ることは出来なかったが、あれはオコジョという動物であった。日本アルプスには様々な生き物が生息している。ライチョウに会えるといいなぁ。
涸沢のテントサイトには、山岳遭難情報の掲示板がある。
山岳遭難発生情報の項目には、7月1日からの死亡者も記載されており、ここは危険な場所だと改めて認識させられる。
天候情報等も書いてあるので、登山前に見ておこう。
PM4:00、早めの夕食
売店は17時までなので、早めに夕食をとる。
夕食はおでんとビールである。
こんな山岳地帯でおでんが食えるとは嬉しい。
夕食を済ませ、テントの中に入る。
雨は降り続いている。
明日は北穂高と奥穂高に登る予定だ。
北穂高から奥穂高のルートはかなり危険だと聞いているので、天候が良くなることを祈るばかりである。
雨よやんでくれ…そう願いながら20時過ぎに寝た。
その⑤へ続く。