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【冬山登山】冬山登山で気を付けることとか

この前伯耆大山で冬山登山した時の様子

自分は冬山登山が好きで、よく山陰地方の山々に行くのだが、今年も鳥取県伯耆大山での遭難情報が出ていた。
冬山登山のため国立公園・大山を訪れていた男女3人が一時行方不明となってたが、26日朝、全員の無事が確認された。
3人は登山道が整備されていない「縦走路」を利用しようとして吹雪に遭遇し、山頂付近で二晩過ごしたということである。

newsdig.tbs.co.jp

遭難した方々は、自力で下山し、大事には至らなかったようだが、男性1人が両手中指の爪が剥がれるけがをしたとのことだ。
登山届によると、3人は24日、夏山登山道から山頂まで登り、剣ヶ峰・三鈷峰などを縦走してその日のうちに下山する計画だったが、夜になって吹雪がひどくなり下山が困難になったため、天狗ヶ峰付近でビバークする。
25日午前8時ごろ、家族と警察に「これから下山する」と連絡をした後、携帯電話が通じなくなっていた。

自分に関して言えば、幸い今のところ遭難したことはないが、戒めのために冬山登山で注意すべきことを今一度確認しておきたい。

yamap.com

■冬山登山で気を付けること

〇天候を確認
ここが一番重要だと思う。
天候が荒れるようであれば、日程を延期しよう。

〇装備、服装を確認
適切な冬山装備を準備しよう。
食料や行動食、火器も揃える必要がある。

www.montbell.jp

あと、カップヌードルは必須である。

〇睡眠をしっかりとる
これも大事。ワクワクして寝れないなんてことが無いように。

〇山行ルート、行動計画の確認
当たり前だが自分が登る山の地図を入手し、山行ルートの確認、
余裕を持った行動計画を立てておこう。
それと、登山地図アプリも入手しておこう。
アプリは、YAMAPやGeographicaがオススメだ。

〇体力の確保
そもそも体力が無ければ、冬山登山なんてできない。
週一くらいのジョギングでよいので、登山に向けて
身体を鍛えよう。

山行当日は、天候を確認し、山行が可能か判断することが重要だ。
冬は日が短いため、余裕のある行動計画を立て、日没時間などもしっかり確認しておこう。
雪山では汗をかきにくく、のどの渇きも感じにくいため、水分補給を怠ってしまいがちだ。冬は空気が乾燥しているし、血中の水分量が少なくなると血液循環も悪くなり体調へも影響するため、夏山同様にこまめに給水を行うことが大切だ。冷たい水分は取りにくいので、保温ポットに暖かい飲み物を入れておくのがおすすめである。
また、単独行はできるだけ避け、ガイドや経験者と一緒に入山しよう。

そして、冬山登山に対する姿勢として、自分が心がけているのが、正しく「臆病」になるということである(上記リンクのYANAPでもそう書いてある)。
そうすることで、「ルート間違えてないか」「吹雪いてきたので早めに下山しよう」「疲れてきたので今日はここまでで下山しよう」など、遭難の危険の芽を潰していける。

こんな感じで気を付けつつ、来年も登山を楽しみたいものである。

あ、そろそろ今年も終わりですね。
皆さん来年も良い登山を!