今秋からウマ娘プリティーダービーの3期が放映されている。
第3話はついに「ゴールドシップの回」ということなのでさっそく視聴した。
ちなみにウマ娘プリティーダービーとは、日本競馬史にその名を刻んだ名馬たちをモデルとした「ウマ娘」がレースで競い合う世界を描いた、Cygamesによるメディアミックスプロジェクトのことである。
詳しくは以下のリンク参照である。
ゴールドシップとは?
ゴールドシップとは、日本の競走馬である。
威風堂々とした芦毛の大きな馬格、後方から無尽蔵のスタミナに任せて一気に捲っていくスタイルを得意とした豪快なレースぶり、そしてそんな能力の高さを帳消しにするヤンキーぶり・ネタ馬ぶりから愛された競走馬だ。
G1レースを6勝している名馬。
競馬ファンなら知らない人はいないだろう。
ゴールドシップ
120億円事件
噓だと言ってよゴールドシップ
そんな名馬を模したのがウマ娘プリティーダービーのゴールドシップである。
第3話では、物語の序盤からゴールドシップが記者会見を始める。
有馬記念をもって、トゥインクルシリーズからドリームトロフィーリーグに移籍するというのだ。ゴールドシップは、(トゥインクルシリーズでは)有馬記念がラストランとなる。ナンダッテー!
負けるなゴールドシップ
ゴールドシップは本作の主人公「キタサンブラック」と有馬記念で直接対決することとなる。
学校ではじゃれ合っているが、今回の勝負はお互い譲る気はない。
互いに認め合うライバルとして有馬記念に臨む。
がんばれゴールドシップ
そんなこんなで有馬記念当日である。
大観衆12万人が見守る中、中山レース場にファンファーレが響き渡る。
「いよいよ始まります!総決算!G1!有馬記念!」
ゴールドシップは最後方のスタート。
淡々とした流れでキタサンブラックがレースを引っ張る。
前半1000m通過はスローペースであまり動きはない。
ゴルシ「うぉりゃーー!!」
その時、ゴールドシップが外を回ってスパートを開始した。
一気に3コーナーまでに好位に取り付き、先頭からは2バ身ほどの差に詰め寄った。
モブA「やるのか!?ゴールドシップ!!」
モブB「あのロングスパートを!!」
レース場は大白熱である。
4コーナーでリアファルが後退し、キタサンブラックとマリアライトが前につけ、コーナーをカーブ。直後にゴールドアクター、そしてゴールドシップが続いて最後の直線へと入っていった。
ゴールドシップ奇跡の復活か!?
キタサンブラックが粘り込みにかかり、マリアライトがしぶとく食い下がる。
ラブリーデイは内の好位から追い出されるが、ゴールドアクターとサウンズオブアースの方が脚色は優勢。外のゴールドシップは伸びを欠いた…
坂を駆け上がったところでゴールドアクターが、キタサンブラックとマリアライトを差し切り先頭。
外からはサウンズオブアースが強襲したが、ゴールドアクターがクビ差だけ押さえ切ってゴールに先頭で飛び込んだ。
ありがとうゴールドシップ
ゴールドシップはラストランを飾れずに敗退。結果は8着であった。
キタサンブラックは3着。
泣き出してしまうキタサンブラックにデコピンをするゴールドシップ。
ゴルシ「だから、しけたツラしてんじゃねーよ」
そしてファンのところへ歩いて行くゴールドシップ。
大歓声に包まれる。
モブA「最後までハラハラさせてくれてありがとうな!」
モブB「G1六勝!素晴らしい成績だったわ!ゴールドシップ!」
ゴルシ「まだ終わってねーよ!」
観衆「?」
ゴルシ「待ってろよ!オルフェーブル!ジェンティルドンナ!トゥインクルシリーズでの借りは、ドリームトロフィーリーグで必ず返す!!アタシの夢に終わりはねぇ!!それをみんなに見せてやる!!」
ゴールドシップの夢は終わらない…
一段と大きくなった彼女の姿を、今浪厩務員は静かに笑顔で見守っているのだった。
いつもはふざけてばかりのゴールドシップ。
そんな彼女の、レースでの真剣な表情を見ることができて良かった。
ウマ娘は個人的にだが、主人公側が負けるレースで名シーンが多く生まれる気がする。
次なる夢へ向かって突き進むゴールドシップと、それを優しく見守る今浪厩務員の構図は、競馬ファンなら涙無しには見れないだろう。
ちなみに今浪厩務員とは、馬の方のゴールドシップを担当していた厩務員(厩舎で競走馬のお世話をする人)である。
彼とゴールドシップとの絆はとても強く、人馬問わず気に入らないヤツは蹴るゴールドシップが、デレデレになる数少ない相手だったとのこと。
ゴールドシップと今浪さんの再会
ゴールドシップよどこへ行く
『ウマ娘 プリティーダービー』、週刊コロコロコミックで新コミカライズが連載決定!
ゴールドシップが主人公の新たなプロジェクトが始動!
なんと上記リンクのとおり、Cygamesは、“週刊コロコロコミック”にて、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するゴールドシップを主人公にした新コミカライズの連載が決定したことを発表した。
な… 何を言っているのか わからねーと思うが…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
連載時期などの詳細については、続報を待とう。