かなり久々に映画館で映画を見た。
前に見た映画が思い出せないところからすると、4、5年ぶりに見たんじゃないかと思われる。
今回見た映画は、8/11から上映中の「リボルバー・リリー」だ。
ネタバレしない程度に紹介したい。
物語のあらすじ
1924年。関東大震災から復興する東京には、モダンな建物が増え、繁華街は賑わっていた。3年で57人の殺害に関与した元スパイの百合は、銘酒屋の女将をしている。彼女はある日、家族を殺され、父親に託された陸軍資金の鍵を握る少年に助けを求められる。
—映画ナタリーより
長浦京氏原作のハードボイルド小説を映画化した作品である。
大正末期の東京を舞台に、少年に助けを求められた元敏腕スパイが陸軍に追われる様を描く。
監督は『北の零年』などのヒット作を手がけた行定勲だ。
主人公の小曾根百を演じるのは綾瀬はるか。
共演は長谷川博己、Go!Go!kidsの羽村仁成、シシド・カフカ、佐藤次郎、阿部サダヲらである。
〇公式サイト
登場人物(キャスト)
この映画を見たくなった理由は、何といってもキャストが良いからである。
本格的なアクションができる女優って、日本では綾瀬はるかくらいしか思いつかんわ…
・小曽根百合(綾瀬はるか):本作の主人公。現在は「ランブル」の女主人として慎ましく暮らしているが、実は幣原機関で訓練を受けた元諜報員である。S&W M1917リボルバーの使い手。
・岩見良明(長谷川博己):弁護士。「ランブル」の相談役。元海軍。顔が広く、そのコネクションを駆使して主人公をサポートする。
・奈加(シシド・カフカ):「ランブル」の従業員。中国の馬賊出身。着物でライフルを自在に操る姿は圧巻である。2丁拳銃を撃ちまくる姿もカッコよい。
・琴子(古川琴音):「ランブル」の従業員。私娼の仕事にも従事。
・升永達吉(橋爪功):「ランブル」の常連客。元陸軍中将。
【細見家関係者】
細見慎太(羽村仁成):欣也の長男。
筒井国松(石橋蓮司):かつて細見欣也に仕えていた。秩父の山小屋で犬と暮らしている。
【陸軍軍人】
小沢(板尾創路):陸軍大佐。津山や三島の上司。細見慎太を追う。
津山ヨーゼフ清親(ジェシー):陸軍大尉。母はドイツ人。小沢大佐の命令を受け、慎太を追っている。
三島(内田朝陽):陸軍中尉。津山の部下。
南始(清水尋也):陸軍の諜報員。幣原機関出身の小曽根百合の後輩。クソ強い。
【海軍軍人】
【内務省】
【その他】
平岡(佐藤二朗):運送会社平岡組の5代目。本作ではコメディーシーンは少なめ。
滝田(野村萬斎):洋装店のオーナー。
〇映画『リボルバー・リリー』予告
『リボルバー・リリー』見どころ
『リボルバー・リリー』の舞台は、関東大震災後の焼け野原となった大正末期の東京。
主人公の小曽根百合は、16歳から20歳までスパイ任務に従事し、東アジアなどで3年間で57⼈の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ。最も排除すべき日本人として恐れられている。
⼤正末期、鉄筋コンクリートの現代的な建物や最⼤規模の花街など、関東⼤震災後の復興で活気あふれる東京を舞台に、⼩曽根百合を中心とした人々の“思惑”と“銃弾”が飛び交う戦闘が描かれる。
本作の見どころは、綾瀬はるか演じる小曽根百合やその仲間たちのアクションシーンだ。リボルバー片手に百合の刺繍があるドレスで最終決戦に挑む綾瀬はるかは最高にクールだ。
あと個人的に目を奪われたのが、シシド・カフカ演じる奈加のアクションだ。着物でライフルを自在に操り、2丁拳銃を撃ちまくる姿はメチャクチャカッコよかった。
タバコのシーンが多いのも良かった。
ハードボイルドな作品には、タバコは不可欠である。
長谷川博己演じる岩見のタバコをくわえた姿は、最高にダンディーであった。
その他
強い女性が凄絶かつ華麗なガンアクションを決める作品と言えば、真っ先に思い当たるのが「Madlax」や「ブラックラグーン」といったアニメである。
Madlaxでは、主人公が純白のドレスを着て単身で敵に挑むシーンが「リボルバー・リリー」に似ている。
〇Madlaxの戦闘シーン
ブラックラグーンのガンアクションも最高。
主人公のレヴィは二丁拳銃使い(トゥーハンド)である。
あと、喫煙シーンが非常に多いアニメとしても有名。
〇ブラックラグーンのレヴィ
〇レヴィのフィギュア(タバコ吸うねんどろいどなんて初めて見た(笑))
〇『リボルバー・リリー』エピソード0
こんなのもあったので載せておきます。