そろそろイワナの活性が上がっていると思うので、奥出雲へゴギ釣りに行ってきた。
ゴギとは、イワナ属の魚で、川の最上流に生息する「幻の魚」と言われている。
中国地方のみに生息し、山陰側では斐伊川から高津川まで、山陽側では吉井川(岡山県)から太田川(広島県)を経て、佐波川(山口県)まで生息が確認されている。
体側に白斑があり、ニッコウイワナによく似ているが、頭部背面の白色点が吻端にいたることで区別できるとのことだ。体長は、約20cmに達するらしい。
今回はフライフィッシングでゴギを狙う。
奥出雲でフライフィッシングをやるのは初めてだけど、とにかくやってみよう。
自分が住んでいる松江から奥出雲へ向かう。
今回釣りをする源流までは1時間半かからない位である。
午前9時。入渓。
川幅は2mもない小さな沢だが、支障となる木々が少なく、割とキャストし易い。
フライに反応する魚影があるため、先行者もいないようだ。
魚の反応はあるが、なかなかアワせられない。
このあたりは、まだまだ"修行"が足りないらしい。
2時間ほど経過。どんどん上流へ上がっていく。
火照った身体に、渓流の涼しい風が当たる。天然のマイナスイオンだ。
そう、これを感じるために来たんだ。奥出雲の自然を満喫するために。
写真を撮り忘れたが、奥出雲は豊かな自然で溢れている。
釣れる時はいつも突然、である。
最上流部でとうとうゴギが釣れた。
初めての釣り場で不安だったが、型の良いゴギが釣れて良かった。
また、釣りに行きたいと思う。